鈴木 洋仁
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あれから10年。『「笑っていいとも!」とその時代』が示す未来。
あれから10年です。 国民的人気番組だった『笑っていいとも!』が約32年間の歴史に幕を閉じた日から、きょう(2024年3月31日)で…more
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社会学って何?と思うあなたに 『戦後日本の社会意識論 ある社会学的想像力の系譜』をどうぞ。
社会学者、と聞いて、誰をイメージするでしょうか? 古市憲寿さん、岸政彦さん、宮台真司さん・・・。 世代などによって、かなり異なるかも…more
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「京都の下町」で聞く上質な世間話『天使突抜おぼえ帖』
「天使突抜」は、まぼろしのような本当の京都市下京区の町名です。木琴奏者にして文筆家の奏でる100年の物語は、何度でも読み返したくなる…more
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ありのままに書く。『妻はサバイバー』
ありのままに書く。その業を感じさせる。新聞記者の著者が、妻との20年あまりを記録する。摂食障害、性被害、アルコール依存、認知症にいた…more
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もしも、あなたが『児童養護施設で暮らすということ 子どもたちと紡ぐ物語』
2022年3月11日あなたは「児童養護施設」を、ご存知だろうか? 名前だけは知っている、知り合いに出身者がいる、どんな状況であっても、いまの日本の現実と…more
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信じる? 信じない?『精神科医の悪魔祓い デーモンと闘いつづけた医学者の手記』
悪魔なんているわけがない! そう思った人にこそ、ぜひ読んでいただきたい。アメリカの精神科医が、きわめて科学的な態度で、悪魔とむきあっ…more
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この人を見よ!『修羅の花 山口組トップから伝説の経済ヤクザの息子までが素顔を見せた』
ただの「ヤクザ本」では、まったくない。13歳でストリートチルドレンになり、奇病に二度の癌、4度結婚離婚、という数奇な運命を経て、いま…more
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本は道楽。『読む・打つ・書く: 読書・書評・執筆をめぐる理系研究者の日々』。
2021年9月12日読書も書評も執筆も、みんな道楽である。いまこそ、この道楽に溺れようではないか! 進化生物学者にして、全国を「統計高座」で飛び回る。書…more
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『「三代目」スタディーズ 世代と系図から読む近代日本』社会学らしいものの見方を楽しみつつ、「親(子)」と「近代日本」を考える。
2021年3月18日「三代目」という観点から近代日本を見る。社会学だからこそできる、自由なものの見方を楽しんでいただきたい。著者としての願いです。more
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音楽で生きる、東京で生きる。『調子悪くてあたりまえ 近田春夫自伝』
2021年2月7日近田春夫を知っている人は、すでに読んだにちがいない。知らない人は、いますぐ読んでほしい。音楽で生きる、東京で生きる、その2つを味わえ…more
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『東京整形白書 あと1mm』これも現実。
2021年1月13日4人の女性が、顔と名前をあかし、before・afterの写真とともに整形体験を語る。いつもHONZに掲載されるノンフィクションと、…more
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『喧嘩の流儀 菅義偉、知られざる履歴書』「ガースー」を笑えたら・・・。
2020年12月23日「鬼滅の刃」にあやかって「全集中の呼吸で」を国会答弁でつかったときも、菅総理は「すべった」。つまらないから、だけではない。「2020…more