山本 尚毅
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『創造性はどこからやってくるかーー天然表現の世界』創造とは外部を召喚すること
ワクチンを開発した科学者パスツールは「Chance favors the prepared mind.(幸運は用意された心のみに宿る…more
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『スラッジ: 不合理をもたらすぬかるみ』悪い行動経済学
スラッジ(SLUDGE)、直訳すると、泥、ぬかるみである。 煩雑な申請、長い待ち時間、何を書けばいいのかよくわからない書類など、摩擦…more
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『メタ認知 あなたの頭はもっとよくなる』思考を観察するもうひとりの自分
メタ認知、最近よく聞くようになった言葉だ。辞書をめくると、「自分の行動・考え方・性格などを別の立場から見て認識する活動」と書いてある…more
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『スノーボードを生んだ男 ジェイク・バートンの一生』一枚のおもちゃを世界的なスポーツに
雪の上を遊ぶおもちゃの板を、一つのスポーツ、一つのビジネス、一つのカルチャーに育てあげたアメリカ人の自伝である。泥臭く地べたを這いつ…more
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『反逆の神話〔新版〕: 「反体制」はカネになる 』カウンターカルチャーへの愛憎相半ばする複雑な気持ち
"本書のハードカバー版の表紙には、かの有名なチェ・ゲバラのアイコンがあった。自分たちのための本だと誤読し、普段はこの手の本を読まない…more
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『差別はたいてい悪意のない人がする』特権という厄介で見えにくいことを考える
差別はつねに、差別によって不利益をこうむる側の話である。差別のおかげで知らぬうちにメリットを得る側の人が、自ら立ち上がって差別を語る…more
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『仕事のアンラーニング 働き方を学びほぐす』捨てる学びで、古いパターンを捨てる
アンラーンは「学びほぐし」と訳される。型どおりにセーターをあみ、ほどいて元の毛糸にもどして自分の体に合わせて編みなおすようなイメージ…more
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『WAYFINDING 道を見つける力: 人類はナビゲーションで進化した』使わないには、失うには、惜しすぎる
19世紀までに、西洋の人々は地図、コンパス、標識や地名などのあまりにも多くのナビゲーションの補助道具を手に入れたせいで、それ以外のナ…more
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『社会問題とは何か なぜ、どのように生じ、なくなるのか?』こんなを教科書を10代の頃に読みたかった!
いくつかの出版社から社会問題についての本を書いてほしいと依頼されていた著者は、いつもお決まりの文句で断っていたそうだ。「私が書きたい…more
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『患者の話は医師にどう聞こえるのか』コミュニケーションにこんなにエビデンスがあるのか!
本書はエビデンスを並べて、一つの事実を高らかに主張するタイプの本ではない。医師と患者、双方からのストーリーを聞くことで、チグハグにな…more
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『カフェから時代は創られる』パリのカフェ文化と天才以前の天才
レーニン、トロツキー、ピカソ、マネ、ヘミングウェイ、サルトル、藤田嗣治、ボーヴォワール、後に天才と呼ばれる彼らが、まだ何者でもないこ…more
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『贈与の系譜学』純粋な贈与を考える知的冒険
本書が面白いのは、真に純粋な贈与の思索を深めていることである。それは、かけがえのない唯一の最愛のものを贈ることであり、見返りや返礼を…more
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『直感で発想 論理で検証 哲学で跳躍』白黒はっきりつける決断に
2020年8月10日タイトルが結論である。装丁は黒を背景に白文字、力強いフォント、白と黒を反転させた帯。脱線のない文章で、余計な虚飾もなく、淡々と展開さ…more
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『人類学とは何か』分けられない人間性に取組む学問として
「他者を真剣に受け取ること」を人類学の第一の原則にすえ、ここから人類学がどのように未来を切り拓いていけるのか、人類学はどうあるべきな…more
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『旅の効用 人はなぜ移動するのか』STAY HOMEのGWは本を読んで、メンタルタイムトラベルする
2015年には全世界でのべ12億人が外国旅行をしたが、これは1950年の48倍に相当する数である。過去に3度の経済危機で海外旅行者は…more