成毛 眞
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『ヒトの壁』ミクロとマクロを行き来する柔軟な脳ミソでヒト社会を考察
2022年3月13日ウィルスの大きさでヒトを見てみたら? こうきたか。これが、養老孟司の視点だ。新型コロナウィルスの顕微鏡写真がテレビ画面に映し出される…more
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『決定版 HONZが選んだノンフィクション』
2021年7月7日2011年7月15日、東日本大震災の混乱がおさまらぬなか、ノンフィクションに特化したインターネット書評サイト「HONZ」が船出しまし…more
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『邦人奪還 自衛隊特殊部隊が動くとき』自衛隊特殊部隊では普段なにをしているのか、元隊員が赤裸々に語る
2020年9月3日すでに5万部に届く勢いだというドキュメント・ノベル『邦人奪還 自衛隊特殊部隊が動くとき』は、そのあまりのリアルさが話題になっていると…more
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『邦人奪還 自衛隊特殊部隊が動くとき』元特殊部隊員が伝える、「特別警備隊」創設の舞台裏と尖閣隠密上陸のあらまし
2020年9月2日北朝鮮でクーデター勃発! ミサイル発射を企む北の軍部に対し、米国がピンポイント爆撃へ。しかしその標的そばには、日本人拉致被害者がいる…more
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『2020年・米朝核戦争 』ひっそりと世に現れていた奇書
2020年6月20日発売日は先月5月8日。ひっそりと世に現れていた奇書だ。著者のジェフリー・ルイスは核不拡散と地政学の専門家だという。原題は「米国に対す…more
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『地図と読む 現代語訳 信長公記』さらに読みやすくなった”信長の一代記”の現代語訳
著者太田牛一は長寿の人であった。名古屋市北区に生まれ、大阪市中央区で亡くなった。享年86。死因はインフルエンザをこじらせたためだとい…more
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『暴力と不平等の人類史: 戦争・革命・崩壊・疫病』平等は破壊の後にやってくる
ものすごい本だ。まずはページ数。索引と原注だけで141ページ。本文582ページ。重い。次は帯。「核戦争なき平等化はありえるか?」とい…more
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『韓国 内なる分断: 葛藤する政治、疲弊する国民』これを読まずに韓国政治を語ってはいけない
「韓国の現代政治史」をコンパクトにまとめた本だと理解した。立場は中立にして冷静。これを読まずに韓国政治について語ってはいけないと思…more
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『生物学キーワード事典 生きものの「なぜ」を考える』ネット検索では得られない”大人の絵本”の知的大冒険
2019年8月30日生物学はまさに産業のフロンティアであり、自分の健康だけでなく投資するときにも必要となる知識なのだ。最新の生物学を再学習しようとするな…more
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『ことばにできない宇宙のふしぎ』「宇宙と人間」を楽しむ大人の絵本
本書の3年前に出版された同じ作家の『翻訳できない世界のことば』は本当にステキな大人の絵本でした。世界中の言語から、その言語にしかない…more
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『発酵野郎! 世界一のビールを野生酵母でつくる』著者はまちがいなく、ボクを超えるADHDだ
著者はボクがこれまでにお目にかかった経営者のなかで3本指に入る無茶な人だ。ある意味でビル・ゲイツや孫さんを超える。戦国時代から続く伊…more
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『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』2019年のNo1新書
2019年8月2日本書が2019年ベスト新書になると思う。第二次世界大戦は複数の戦争の集合体だった。日米の太平洋戦争はいうまでもなく、おおまかに分ける…more
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『無人の兵団 AI、ロボット、自律型兵器と未来の戦争』現実の政治と軍事に即したロボット兵器の未来
2019年7月28日あのビル・ゲイツが2018年の年間ベストブックに選出した本だ。読んでみるしかない。テーマは未来の兵器と戦争。未来といってもすぐそこに…more