ビジネス
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無限大のドルを求めた果てに逮捕された男の転落記──『1兆円を盗んだ男』
この『1兆円を盗んだ男』は、『マネー・ボール』や『最悪の予感』などで知られるマイケル・ルイスの最新作。今回彼がテーマに選んだ人物は暗…more
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『Mine! 私たちを支配する「所有」のルール』現代社会の所有概念とは?
「私のもの!」という感情が私たちの生活にどのような影響を及ぼすのか。本書を読むと、何気なく過ごしていた日常が全く異なって見える。「座…more
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『トヨタ 中国の怪物』トヨタの中国進出と創業家世襲に秘められた歴史
2024年3月19日一見関係のないものを掛け合わせると、思いもよらない新しいものが生まれることがある。本書は「中国現代史」と「トヨタ創業家の歴史」を組み…more
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『劇的再建』新しい「希望の物語」を提示する一冊
2024年3月2日熱量の高い一冊だ。読みながらなんども胸が熱くなった。だがこの熱は、著者が抱く強い危機感から発せられたものでもある。 著者は大阪市の中…more
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『あのとき売った本、売れた本』永遠に読んでいたい「本屋の裏話」
人生でもっとも長いおつきあいの書店は、紀伊國屋書店新宿本店である。かれこれ35年。つきあいが長くなれば倦怠期だってありそうなものだが…more
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『最後の海賊』その先に待つのは破滅か、栄光か
楽天グループが危機に瀕しているという声をよく聞く。 2023年1月~6月期の連結決算は、最終損益が1399億円の赤字。好調な事業もグ…more
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ポートフォリオはあなた次第『じぶん時間を生きる』
2023年9月19日よくある「脱資本主義本」「移住礼賛本」ではない。もし著者の主張を押しつけようとする本なら『じぶん時間を生きる』という書名と矛盾を起こ…more
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明日はわが身『職場問題グレーゾーンのトリセツ』
2023年7月28日世の中の変化に法律が追いついてない。多くの職場で「業務指導しただけでパワハラ?」「テレワーク中の怪我は労災?」「会社支給のスマホを壊…more
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『ニッポン美食立国論』食の「ヘンタイ」を発掘せよ!ネット時代の「美食」ツーリズム
もはや新型コロナは過ぎ去ったかのように、人は旅を楽しんでいる。異国への興味はどの国の人も等しく持っているらしく日本の観光地は外国人で…more
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『AIの倫理リスクをどうとらえるか 実装のための考え方』訳者あとがき
2023年7月4日本書は2022年7月に出版された、Ethical Machines: Your Concise Guide to Totally U…more
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『半導体戦争 世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防』
本書は、軍事・経済・生活に欠かせない戦略物資、半導体をめぐる国家や企業の攻防をいきいきと描いたノンフィクションだ。半導体業界の興亡を…more
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『アンビシャス 北海道にボールパークを創った男たち』誰の心の中にも、フロンティアがある
2023年5月8日2023年3月、プロ野球・北海道日本ハムファイターズの本拠地としてエスコンフィールド北海道が開業したことは多くの人に知られているとこ…more
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『欲望の見つけ方 お金・恋愛・キャリア』あなたが何かを欲しいと思う気持ちは、本当にあなた自身の欲望なのか?
人間は欲望で動いている。年収1000万になりたい。タワーマンションで快適な暮らしをしたい。早めに結婚して平和な家庭をつくりたい……。…more
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Be water , My friend ! 『本屋で待つ』
2023年3月25日この数か月私は、本はどうあるべきか。本屋はどうあるべきか、ばかり考えている。取次に25年もいて、そんな問いに意味がないことはわかって…more
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『巨大おけを絶やすな!日本の食文化を未来につなぐ』最後の桶屋に弟子入りし大桶作りを習う波乱万丈の奮闘記
日本酒、味噌、醤油。木の大桶で仕込む日本古来の伝統食材だ。 ここ数年、こだわりの食品を好む消費者が増え、ステンレスやホーローなど近代…more