今年の桜の開花は早かった。しかし、それから寒い日が続いたせいか、例年より長く花見が楽しめたような気がする。それも今日まで。朝会のために早起きしたら豪雨に強風だった。それをものともせずに出かけるのだから、我ながら相当変だ。本が濡れないように、レジ袋でしっかり包んで六本木へGO!
昨日、東銀座の新しいビルで、朝から夜まで観劇していた代表の成毛眞から、朝会1時間前に「体力の限界、今日は欠席」のメールが届く。どうやら徹夜で仕事をしていたらしい。他には急な出張が入った村上浩、身内に不幸があった栗下直也、アベノミクス効果なのか大車輪で働く鰐部祥平、「MTGが入ってしまいましたぁ~」という山本尚毅が欠席。(MTGって何だ?としばらく悩んだ…)
先月からのお約束で今日のトップバッターは内藤順。「だれともカブらないって気持ちいい!!」と一声叫んで朝会開始。
3月からHONZでコラムを書いていただくことになった青木薫さん翻訳の話題の書。すでにamazonでは売り切れている。量子力学の創世記の物語。「誰にでもわかります」という内藤に「私でも?」と問い詰める麻木久仁子。
帯には「黒柳徹子さん推薦!」と大書。150年前に書かれた本書は、白人が書いた創作だと思われていたが、昨今の研究でノンフィクションだとわかった。かなり注目度が高い。
ゲッチョ先生の新刊!虫や自然の話が中心だが、それにのめり込む人間を妖怪に例えて説明している。わかるなあ、みんなちょっと変だもの。
今日は珍しく風呂敷包みじゃない鈴木葉月。理由を聞くと「風呂敷が濡れたら嫌だから」だそう。カバンからごそごそ本を取り出す。
本をたくさん目の前にして「今日、持ってこなかったんだけど」と切り出し、全員をずっこけさせる。確かにこの本は大判だし濡れたら嫌だよね。仏像ブームは続いているなあ。
カタルーニャにはスペインらしいものがいっぱい詰まっているそうだ。ガウディ、カザス、ピカソなど。楽しそう。
セックス好き第1位の県は岩手県なのだそうだ。どうして?という疑問に「寒いからやろ!」と即答した仲野徹。ホント?
スイーツ大好きの田中大輔。朝ごはんがケーキでも大丈夫らしい。
過去に『百科事典男』、『聖書男』を成し遂げた著者が今回目指すは健康!うーむ。
女子高育ちは何が違うんだろう。女子高のいいところ教えます的な一冊。
行動経済学の一冊。明日出来ることは今日やるな、っていう話かな?
今日も大忙しの高村和久。オススメ本だけ紹介して、大急ぎで出勤していった。
クレーンのような巨大な重機は見ているだけで楽しい。男の子はみんな好きだよね。
『大人の科学マガジン』に連載していたムダにすごい作品と作り人の物語。ひとりずつが1冊になりそうだ。
『脳のなかの幽霊』のラマチャンドラン、久々の新刊。近々レビューがUPされる。
こちらも多忙な深津晋一郎。ラガーマンとしては世界最高峰のプロラグビーリーグ「Super15」で初の日本人選手が誕生したのが嬉しくてたまらないらしい。
貧者を救うために考えられたマイクロファイナンス。しかしその裏側は…というかなり面白そうな本。
みずほ銀行員から経営コンサルタントになった著者が、粉飾決算で特捜にあげられて実刑になった経緯と、粉飾決算とは何なのかを語った本だそうだ。これも気になる。
食べ物を粗末にしてはいけない、と子供のころから言われてきたのに。このままでいいのだろうか?と考えさせられる。
“THE商社マン”という仕事が一段落したようで、心なしか顔が明るい久保洋介。メルマガ編集長、お疲れ様でした。
経済からみた世界史、人類史で、ヨーロッパでは大ベストセラーだとか。
『武士道』と並び称される英語で書かれた日本女性の自伝『武士の娘』。その人はどんな人だったのか。
1300年前にあったという藤原京に繋がる6300キロに及ぶ古代道路について。麻木久仁子が「あ~ん」とがっかり声。今回一番のオススメだったらしい。
今日は会社で極秘任務にあたるという足立真穂。何?
翻訳者の間で話題騒然だという本書。誤訳好きの足立にはたまらないらしい。
長年、日本で暮らしているアメリカ人の大学教授が、近隣諸国も含めて飲み歩く。栗下にレビューしてほしいね、と全員一致。
これは魅力的は本!世界中どこに行ってもスーパーマーケットに必ず行く私には垂涎。たしかこの著者、世界中のスーパーに行っているんじゃなかったっけ。
朝会で会う人会う人に「就活どうなった?」って聞かれている刀根明日香。
今、女子大生の間でひそかに古事記がブームなんだそうだ。去年、編纂から1300年で騒がれていたがやはり日本のルーツってことなのかな。
どうもスカイプでは気合が入らん、と大阪より直接参戦の仲野徹。今日は鼻息が荒い。
数学というより、最先端の数学者6人を取材したもの。さっぱりわからないのもあるけど、錯覚を数学で解き明かすような試みは面白そうだ。
前作『マタギ 矛盾な労働と食文化』も面白かったので、秋田出張の折に、雪の中わざわざ現場近くまで行ってきたという仲野。
産業革命前夜、見習い印刷工となった著者の自伝。「小説とちゃうか?」というほど面白いらしい。やっぱり、今回は気合の入り方が違う。
4月1日からTBSラジオで新番組「週刊ほんなび」が始まった麻木久仁子。記念すべき第1回目のゲストは我らが成毛眞代表。ポッドキャストでぜひお聴きください。
オーケン好きの麻木。のほほんとした文章ながら鋭いのよねえ。
栗島すみ子、田中絹代、琴糸路、原節子など自由を謳歌したようなモガであった女優達。しかし彼女たちは戦争へ向かう道への案内人でもあった。
クイズの女王、麻木久仁子の面目躍如。薀蓄の塊のような著者とは知り合いらしい。
そろそろゴールデンウィークを睨んで、仕事が前倒しになりつつあって苦しい東 えりか。
最近、医療関係の仕事が多く本書もその関係で手に取った。ニューヨークの巨大病院を1年間取材したもの。買ってみたら二段組みだった!
グレートジャーニーの関野 吉晴らのプロジェクト。0から船を作りインドネシアから日本までのすべて。映画は終わっちゃったのね。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=TH8ELy9OtoE[/youtube]
HONZには休眠状態ながら「カレー部」がある。小説も含まれているけど、カレーに対する熱い思いがつまったアンソロジー。
プロの空き巣がこの道半世紀を語る!ってこれは面白そうだ。思わずポチリ。
今月のコンビニ本はこれ!世界的な画家たちが描いた幻の動物たち。
先日の夜会のとき、酔っぱらった成毛と村上がHONZで映像を撮ろうという話になったらしい。で、脚本を書けと言われた真面目な新井は、この本を読んで勉強しているのでした。きっと覚えてないと思う。
仕事で缶詰中にパソコンが起動しなくなり、大慌ての土屋敦。
極めて真面目な本なのだ。もんもんと暮らす男子学生の性をどのようにコントロールしたか、という研究書。分厚い!
情報は一瞬にして飛び交うことが、それぞれの地域で暮らす人々にどのように影響したのか。山本尚毅が好みそうだ。
パスカル『パンセ』の入門書を鹿島茂が書く!
このエントリーを書くたびに、amazonの欲しいものリストががんがん増えていく。世の中にはなんて面白そうな本が多いんだろう!みなさん、一緒に苦しんでください。
というわけでその2も近々UPします。欠席者のオススメ本もそちらで。雨も上がって晴れてきました。