寒くなると、温かいものを食べたくなりますね。そんな時におすすめなのが、フリカッセです。フリカッセとは、フランス語で軽い煮込みのこと。古代ギリシアの喜劇作家アリストパネスの作品『女の議会』には、「ありとあらゆる種類の食材を含んだ料理」として登場します。
ちなみに、古代ギリシア語で書くとλοπαδοτεμαχοσελαχογαλεοκρανιολειψανοδριμυποτριμματοσιλφιοκαραβομελιτοκατακεχυμενοκιχλεπικοσσυφοφαττοπεριστεραλεκτρυονοπτοκεφαλλιοκιγκλοπελειολαγῳοσιραιοβαφητραγανοπτερύγων
171文字にもなり、世界最長の単語だそうです。
作り方は、塩胡椒、小麦粉を振った鮭に焼き目を付けたら取り出し、みじん切りにした玉ねぎを炒めたあと、白ワインで軽く煮詰め、キャベツを足し、しんなりするまで火を通します。鮭を戻したら生クリームを入れて、ふつふつしてきたら皿に盛り、香草を散らせばできあがりです。
それでは今週献本いただいた新刊本のご紹介です。版元のみなさま、毎度ありがとうございます!