12月も押し詰まった26日の金曜日。多くの会社では仕事納めで一杯飲んで帰るのが普通だろうに、HONZはこの日を忘年会にした。すべて遠藤陽子の陰謀である。その上、B&Bに話をつけて、なんと公開忘年会という暴挙を企画。年の瀬の忙しい時にひとなんか集まらないだろう、と思っていたが、蓋を開ければ50席は満席。ご来場のみなさま、誠にありがとうございました。
メンバーの何人かは仕事や出張、あるいはリア充のライブなどで欠席だったが、久しぶりにたくさん集合。成毛や仲野などはその前から集合してすでに結構飲んでいる様子だ。前の仕事がおして、開演ギリギリに飛び込んだ私が座ると同時に、公開忘年会は始まった。
例年、12月31日に発表している「今年の1冊」を発表、その後、年末年始で読む本紹介していく。内容まで紹介していると年が明けてしまうので、書名だけで失礼します。(それでも長いです、すみません…)
まずは「今年の1冊」から
村上浩 今年最も「人生って面白いんだなと思わせてくれた」一冊
レビューはこちら
麻木久仁子 今年最も「リフレ派の私を納得させてくれた」一冊
新井文月 今年最も「今後の日本のアートを占っていた」一冊
内藤順 今年最も「スベった」一冊
ページの端が、蠟引きでつるんつるん!
成毛眞 今年一番「アセった」一冊
世界最速レビューは、なかなかのプレッシャーであったよう。
土屋敦 今年最も「実用的だった」一冊
東 えりか 今年一番「ドキドキした」一冊
足立真穂のレビューはこちら
仲野徹 今年一番「面白かった」伝記
山本尚毅 今年一番「悟ったかもしれない」一冊
栗下直也 今年最も「カバーを取っても美しい」一冊
内藤順のレビューはこちら
おまけ:今年一番台所で読んだ一冊
峰尾健一 今年一番「組み合わせがクレイジーだった」一冊
成毛眞のレビューはこちら
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さてここからは「年末年始に読む本」
まずは事務方 遠藤陽子
18年前に出た本の再刊。
峰尾健一
歴史を見据えたうえで訪ねたい場所を探す。
身近の法律知識をロックから学ぶ?
栗下直也
旧石器時代までさかのぼる。
山本尚毅
仲野徹
翻訳者・ 吉成真由美氏の解説はこちら
東 えりか
土屋敦
フルカラーでこの値段はすごい。
成毛眞
大戦終結間近、ドイツで捕虜になっている連合国側の要人をドイツ人とアメリカ人が連携して救出する物語。
内藤順
新井文月
内藤が紹介した『ヒョウタン美術館』と同じ著者で、新井の大学の恩師が書いた本。
麻木久仁子
カブってしまいました…
村上浩
高校生ぐらいでもわかる知識を積み上げていく。麻木久仁子が読んでも分かる。
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2時間余り、それも途中から酔っ払う者ありの傍若無人の忘年会も何とか終了しました。最後までお付き合いいただいた皆さまの優しさに感謝します。ぜひ、来年の読書の参考にしてください。
4年目のHONZ、また新しい企画を立ち上げます。ご期待ください。
ではみなさま、よいお年を!