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祝!『ノンフィクションはこれを読め!』増刷。
発売から約10日という信じられないようなスピードで増刷が決まりました。企画段階では「ノンフィクションの書評本なんて売れるはずがない」と周りの反応はニベもないものでしたが、おかげさまで評判も上々。引き続き、年末休みの本選びのお供に、よろしくお願いします。
さて、11月の朝会。日が昇るのがずいぶんと遅くなり、遠くのメンバーは真っ暗なうちに家を出る季節となった。大統領選挙はオバマの勝利で終わったが、ニコニコ動画でこの様子を配信したスタッフのひとりに山本尚毅がいる。当然今日はお休みだ。もう一人、久保洋介は会社の研修で欠席。大阪の仲野徹と愛知県の鰐部祥平のふたりはスカイプで参加。刀剣マニアの鰐部の部屋には、刀掛台にかかった何振りもの立派な刀が見え、みんな興味津々で見入っている。
ゲストにはHONZで紹介された本を高く買い上げてくれる、と宣言したフルイチオンラインの森崎さん。
まずは出張先のアイルランドから帰国したばかりの足立真穂。
この「名前シリーズ」の最初はなんだったろうねえ、と記憶をたどると確か『宙の名前』じゃなかっただろうか。最初の版元はつぶれたんだよね、と業界内に詳しい土屋が話す。
クーリエに連載していたもののまとめ。人口問題が主なのかな。
モードによって人の体はどう変わるか。似合うとか似合わないってどういう感覚なんだろう。
いよいよ就活に突入する刀根明日香
組織に属さない、主に職人たちへ取材したもの。学生から見るとかっこよく見えるらしい。「なれるもんならなりたい」とつぶやく声が聞こえた。
メルマガ担当者の井上卓磨。毎日誰かに怒られている。
大学で専攻していた分野だが、常に一夜漬けだったので改めて読みたい、って大学院まで行って一夜漬け?と猛攻撃をくらう。
「選択」という雑誌があって…と説明し始めるので、「みんな知ってるよ」とカットオフされる。
社会人になったばかりだから知らなくても仕方がないよね。
「地政学とは地理的な環境が国家に与える政治的、軍事的、経済的な影響を巨視的な視点で研究する学問のこと」だそうだ。
内藤、高村がカブった。
風邪気味でひどい声の栗下直也。マスクでガード。
スカイプの鰐部から「あっ!」という声。へへへ、と笑う栗下。日本の盗まれた古美術が韓国国内で高値で売られていらしい。
本当にそうしようと思っているらしい栗下。
「今月のコンビニ本!」と勝手にコーナーを作っている。自分で自分のお尻を叩く機械とか、珍妙なものがずらり。朝に不向きなもの、多数。
2か月休んでいた鈴木葉月。おニューの“本”デザインされている風呂敷を持って登場。
今回、一番笑いを取った本!様々なデータをすべて棒グラフにして読み解く、という不思議な本。何がなんでも棒グラフ。女性に体のどこにセクシーさを感じるか、という国別アンケートも棒グラフ。ちなみにギリシャはお尻。
堂々と鰐部に挑戦状をたたきつけた一冊。紹介したもの勝ちなので、ちょっとほくそ笑んでいる。
「それ以上痩せたら死んじゃうよ」と言えば「私は痩せることを考えたことがない」と言い切る。その気持ちが知りたいらしい。ケンカ売ってんのか、あー?
フェイスブックを見ると、奥さんとどこへ行ったか一目でわかる村上浩。
ブルーバックスらしいテーマだこと。食欲とはどこで感じるのかを研究した本。説明も複雑で、土屋から「途中からぜんぜんわからないよ」嘆かれていた。
格闘技の好きな村上らしい選本。K-1華やかなりしころ、テレビの解説者として名を馳せていた著者が、凋落の原因を語る。
監訳の佐藤優の名前が一番大きいのが可笑しい。イラン、モサド、CIAの30年に渡る戦争の内幕。
山本尚毅に頼まれ、昨日はアメリカ大統領選のニコ動に出演した麻木久仁子
この本を見たとき、麻木さんがやってくれるといいなあと思った。
現天皇家とは違う宮家で、皇籍離脱した旧皇族のほとんどは伏見宮系だったとか。新たな視点で見る日本の天皇制。
年に何回か食べたくなるチキンラーメン。これをアレンジしたレシピが満載。
多忙と老化(?)のために、腕の痛みが消えないと嘆く成毛眞
地底奥深くで作られたダイヤモンドがどうして地表近くで見つかるのか、という謎を解く。
わ、カブった、と仲野先生。地図ものは東京が主のものが多いが、これは日本全国。成毛が大好き、図版がいっぱい。
ヒエロニムス・ボスという天才画家の代表作を読み解く。
ノリノリで岡田斗志夫さんとの対談を終えた仲野徹。
多くのファンを持つ星野博美の新刊。ちょっと軽め・
著者は東京大学からオックスフォード大学に移った教授。いかに日本の大学のシステムガダメかを語る。
センセイの講義用ネタ本。不治の病への治療法は興味深い。
何があるのか珍しくスーツ姿の土屋敦。この夏、かなり痩せたらしくちょっと肩が落ちている。
HONZ夜会の最後は、このお酒の一気飲みになるらしいが、私は付き合ったことがない。
中国経済を論じる本は最近たくさん出ているが、これはかなり強力な一冊。
実際ミラノに住んでいるイタリア人の情報を翻訳した本。一度は行ってみたい。
サーバー移行の責任者のため、この1週間、ほとんど寝てない内藤順。大声を出しているがカラ元気。
鯉を宇宙空間に連れて行くと、酔うらしい。乗り物酔いとどう違うのか。この本、けっこう高いなあ。
ハッカーや詐欺師はどうやって人をだますのか、というメカニズム。人を操るとはどういうことか。
人によって嫌悪感を感じる部分は違っている。それはなぜなのか。
HONZ本の重版が決まってひとまずほっとした東えりか
小唄を粋に歌えるようになりたい。扇派二代目家元が語る小唄のあれこれ。
もし今、ゾンビが世界を襲ったら世界はどうなるのか。国際政治理論でその日に備えるという至って真面目な本。
文楽に嵌り、年に数回大阪を訪ねる私は、前作をボロボロになるまで携帯していた。著者の一人はあの『さいごの色街、飛田』の著者である。
朝会会場のd-laboにHONZで紹介された全タイトルを納入した田中大輔
画家には詳しくないそうだが、亡くなった後に有名になった人たちの話などお面白そうだ。
まさにその世代ドンピシャリの田中。同世代が何を考えているのか知りたいそうだ。
可愛い装丁だが、子どもの頃、お姫様を夢見てはいけないみたいだ。
自宅では普段メガネをかけているという鰐部祥平。まったく印象がちがっている。
かなり意欲的に執筆をつづける大人気のノンフィクション作家、角幡唯介の新刊。
実際に吉原があったころの体験記を復刊したもの。資料としても貴重。
暴力によって文化が押さえつけられている例をいっぱい見ているから、どうなんだろう?
早稲田大学ビジネススクールでの講義に続き、B&Bのトークショウでも講義が大評判だった高村和久
実話ナックルズ編集部がニコニコ生動画で語った禁断の内容。面白いけど書評しにくそうだ。
アメリカにはネイチャー関係のジャーナリストがいっぱいいる。本書の著者はネイティブ・アメリカンで、コケから見える文化を論じる。
ドシロウト集団が新しい発想で始めた農業。実際相当儲かっているらしい。
このところ得意分野の美術や芸術家の本が、他の人にレビューされて少し焦っている新井文月
すでに先日レビュー済みだが、大和絵を現代風にアレンジして描き、人気の高い画家が語る歴史。相当ぶっとんだ人らしい。
ぐんまのやぼう、というゲームまである人気の逆襲シリーズの続巻。ちなみ新井は群馬出身。
南北朝時代に登場したバサラという華美な武士たち。目立ちたい奴はいつの時代でもいるもんだ。
ちょっと遅刻してきた深津晋一郎
2000年に入社し20代後半でバイスプレジデントとなった著者の回顧録。
重信房子の娘、メイが著したあの革命の裏側。意外にも成毛がこの本を存在を知らなかった。
70年代の同和対策を利用した飛鳥会事件の真相。
と、今日はここまで。
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担当は井上卓磨 inoue@honz.jp
その2は近いうちにUPします。まだまだ面白そうな本をいっぱい紹介します。