猛暑も嫌だが、ゲリラ豪雨はもっとイヤだ。各地で大変な被害が出ているようだ。心からお見舞い申し上げます。
8月の朝会は、前日の夜から欠席者続出である。仲野徹、山本尚毅、深津晋一郎、鈴木葉月、新井文月、田中大輔が休み。仕事やら病気やら、家族サービスやら、まあ夏休みだから仕方ないかもしれない。しかし最後にきたメールは成毛眞。一晩中、仕事していたらしく、明け方に届いた…
6時時点で元気だったら朝会に向かいます。
7時に現場に到着しなかったら諦めてください。
捜索隊は出さないでください。探さないでください・・・
結局、成毛も姿を見せなかった。
スカイプで初参加の野坂美帆は富山の書店員。文章がぶっ飛んでいて面白いので、成毛が無理やり仲間に入れた。同じくスカイプで参加、愛知在住の鰐部祥平。眼鏡をかけたワニちゃんは男前である。
さて人数も少ないし、ゆるゆる始めますか~
「ここ、有名っすよね~」と久保がさらりと言う。「へえ、どんなとこ?」「知らないっす」「・・・」たったふたりのボランティアで始めた観光名所だそうな。
「なにぃ~っ」と思わず立ち上がってしまったワタシ。ワールドミュージックブームの時の大スター。ナイジェリア出身のミュージシャン/黒人解放運動家。アフリカにおける人種差別や政治腐敗を糾弾し、音楽を通した闘うアーティスト。アフロビートの創始者。即買い!
Googleの節税法や、バーチャルマネーのビット・コインについてなどお金にまつわるエトセトラ。
岩波書店の本らしくない、大判の図版。これは喫茶店などに置いたらいいだろうなあ。中は専門的だそうだ。
なんて魅力的なタイトルなんでしょう!というわけで、カブっている人多数。
毎回1冊は登場する医療関係のノンフィクション。しかしこれは「ニューヨーカー」誌のライターにして現役の外科医である著者が描くエピソードで、かなり興味をそそる。
最近は鈴木葉月のお株を奪う風呂敷包み派。結び目を解いておもむろに出してきたのは
目の前に座った久保が、最近ヒゲを蓄えているのを見て、「イスラム圏の担当になったの?」と尋ねていた。違うらしいけど。
最近注目度の高い『そうだったんだ日本語』シリーズの一冊。中国人が不思議に思う、日本語のニュアンスなど。
歌舞伎や文楽など、実際の事件をそのまま舞台するのはご法度だった。時代を変え、名前を変えて生き残ってきた江戸の文学。公儀との攻防。
麻木久仁子の泣き落としで、8月もメルマガ編集長継続中。
この本のメインは「最速の男」ではなく「とらえろ」のほう。その瞬間をとらえる時計の話。
まあ、はずさないねえ。
HONZあて献本で、栗下ご指名で頂戴いたしました。謹んでお礼を申し上げます。
初参加、ところどころ声がと切れるのはスカイプだから仕方がない。
確か成毛も絶賛していた本。
「書店で見て、ジャケ買いしたんですよ」というと、ほぼ全員から「岩波新書、全部買うんかい!」とツッコミが入った。新人なのに手加減なし。そういうのは「タイトル買い」って言うのよ、と優しく教えるワタシ。ほほほ。
料理本に目のない土屋が見逃していたらしい。すると久保が「なんでも100年前までは北京ダックってなかったらしいっすよ~」という。どうやら立ち読みで結構読んだらしい。
内藤順の「でた~、わにちゃん!」の叫び通りの一冊、言わずと知れたローマ帝国の礎を築いた傑物の一代記。5040円。むふぅ~
「あまちゃん」ブームで人気の海女さん。昭和の海女さんの実態など。ほぼ全裸なのに神々しい。
「陸軍中野学校」に関する本はたくさん出ているのだが、付録として「破壊殺傷教程」が掲載されている。
「あれぇ?」と取り出した本が鰐部の本に関する写真集。
著者は同じ水中カメラマンのパイオニア。石川県輪島市舳倉島(へぐらじま)のほか、長崎県対馬の曲(まがり)、伊豆、房州などの裸海女。
『孤独のグルメ』の原作者が月一散歩で、2年かけて東京から大阪まで歩いた記録。
渥美清が亡くなって13年も経つというのに、未だに人気の衰えない「男はつらいよ」のロケ地を網羅。足立はマニアなんだそうだ。
夏バテでますます痩せてしまった土屋。ゆら~りゆら~り歩いている。
シャレて小粋なレコジャケ集。説明はほとんどなし。
虫の本にキャイキャイ喜んでくれる野坂美帆を味方に引き入れた土屋。「虫の本って奥が深いのねー」とあさーい反応の麻木を完全無視!
ここからの土屋は熱かった!東京オリンピックの金メダリスト、「東洋の魔女」と呼ばれた女子バレーチームと当時の世相に食い込んだ本書を語る、語る、語る…!会議のため中座しなければならない高村が、席を立てなかったほど。
成毛がいないと「ひゃあひゃひゃひゃっ」と笑う声が一段と大きい気がする…
毎月のように出版されるリンカーンの関連本。本書はうつ病の見地から功績をみていく。
内藤にしてはちょっと古い本。どうしてかと尋ねると「出版当時、ベイスターズが調子よかったんですよね~」との答え。最近は連敗がニュースになっているようで、麻木が「それならいつ読むの?」と聞くと「今でしょ!」と掛け合い漫才をしていた。
そういえば昨日、世界で初の人造肉ハンバーガーの試食会のニュースを読んだところ。
イタリア人研究者がアメリカに渡って書いた本なんだそうだ。
鹿島先生、さすがです!
脳と機械を直接つないだ究極の身体代替システムの研究は、どこまで進んでいるのか。可能性を想像するだけでもわくわくする。
テレビの創世記からお笑いに関わってきた著者が語る、笑いに固執し全てをかけた男たちの記録。熱いぜ!
「ノンフィクション・ノベル」というジャンルを紹介するのは、いつも躊躇してしまう。しかし本書は今まであまり語られなかったヘイミングウェイの最初の妻の足跡を丁寧にたどった作品。
祝!文庫化。単行本の上梓時にたくさん書評してしまったが、近代外科医の父とも死体集めの奇人とも呼ばれた実在の人物の評伝。誰かプレミアム・レビューで書いてくれ!
人数が少ない割には、語ることが多くて意外に時間を食ってしまったが、たまに言いたいだけいうのも気持ちがいいもんだ。
ちょっと締切が立て込んでいるので今日はここまで。欠席者とオマケの1冊はまた週末にでもUPします。
成毛眞は生きているかしら?