現在、紀伊國屋書店大阪天王寺ミオ店で開催されている企画展示「仲野徹の本棚」を記念し、4月23日に、仲野徹VS.東えりかのトークイベントがありました。ここに紹介され展示されているのはだいたい100冊くらいですが、なんと私は51冊、読んでいました。それだけ普遍的なラインナップであると言えます。
約1時間半、本の話は当然ですが、HONZの裏話や仲野先生の研究の実態、書評家って何する人?なんてことまで、おおっぴらに言えないこともしゃべってきました。
史上最多の10連休を見込んで、オススメのノンフィクションを思いつくまま紹介しました。打ち合わせもなく、その場で思いついたものでしたが、在庫がある本はすぐに書店員さんが持ってきて、その場でお買い上げいただきました。いや、目の前で買っていただくのは気持ちがいいです。薦め甲斐があります。
というわけで、HONZでもご紹介します。長いお休みの参考にしてください。
まずは「仲野徹の本棚」から傑作ノンフィクションは以下の12冊。なんと私はコンプリートしていました。
ここからは最近出版された二人のオススメ本を、気ままに紹介していきます。
ほかのイベントで大阪にいらした著者の近藤雄生さんが、イベントに参加してくださいました。この本、ふたりとも書評していますが、吃音にかぎらず、誰もが持っているコンプレックスへの考え方を根底から変えてくれました。HONZ首藤淳哉のレビュー
この本も発売と同時に二人とも読んだ本。私のレビューを参考にしてください。
文庫化で読んで私が面白かったのはこれ。HONZ栗下のレビュー
HONZ内で大評判になったこの本。時間がかかるのでゆっくり読めるときにオススメ。HONZN首藤のレビュー
これも文庫化したばかりの本。単行本で読んで二人とも泣きました。仲野徹のレビュー
ゴールデンウィークに読むさわやかなノンフィクションを教えてほしい、ということで推薦した本。HONZ成毛のレビュー
こちらは仲野先生のオススメのさわやかな本。仲野のレビュー
最後に新たに文庫化した本をもう一つ。元の版元、新人物往来社が無くなってしまったので再刊されたのがとてもうれしい。平成ノンフィクションのベスト10に入る私の絶対おススメ本です。久しぶりに手に取って、読みだしたら止まらなくなりました。
お集まりいただいた方、ありがとうございました。楽しかった!