おでんが美味しい季節ですね。おでんは室町時代に流行した「豆腐田楽」に由来します。豆腐田楽は、豆腐を拍子木型に切り、竹串を刺し、味噌をつけて焼いた料理です。田楽とは豊穣祈願の舞のことであり、この舞の姿に似ていることから名付けられました。江戸時代には、豆腐だけではなく、茄子やこんにゃく、魚と種が増えていきます。銚子や野田で醤油の醸造が盛んになると、醤油味の煮込みおでんが生まれたそうです(諸説あり)。
現在のおでんは魚のすり身がメインです。野菜が足りないと感じる場合は、トマトおでんはいかがですか?普通におでんを作る要領で、湯むきしたトマトを加えるだけです。ほうれん草やスナップエンドウ、舞茸などを加えても美味しくなります。
それでは今週献本いただいた新刊本のご紹介です。版元のみなさま、毎度ありがとうございます!