獺祭魚(かわうそうおをまつる)、お酒好きな私は日本酒のことかと思ってしまいましたが、
中国の七十二候です。春になり、漁を始めたかわうそが捕らえた魚を川岸に並べる頃です。
晩唐の政治家で詩人でもある李商隠が詩作の際に多くの書物を周囲に並べるように置いたことから、自らを「獺祭魚」と号し、それ以降その様を指して使われるれるようにもなりました。
自分のことをカワウソに例えるなんて李商隠も可愛いところがありますね。
それでは今週献本いただいた新刊本のご紹介です。
版元のみなさま、毎度ありがとうございます!