「冬はつとめて。雪の降りたるは言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、炭持て渡るも、いとつきづきし。」
清少納言は冬の早朝を褒め称えていますが、寒くなると布団から出ることがツラい私としては考えられないことです。
さて、枕草子にも登場する炭ですが、現代では暖をとるよりも消臭や吸湿のために使われることが多いですね。炭は目に見えない小さな穴が無数に開いているので見た目よりも表面積があり、高い吸着力を持っているんです。
煮沸し乾燥させると半永久的に効果が持続するのでぜひ一度試してみてください。
それでは今週献本いただいた新刊本のご紹介です。
版元のみなさま、毎度ありがとうございます!