新しく「今週のSOLD OUT」というコーナーを始めます。このコーナーでは、今週HONZに掲載された人気記事の中から現時点でAmazon在庫切れ(紙の本)になっているものだけを紹介するという誰得なコーナーです。
多くの方に読まれたレビューだけあって、さすがにどれも面白そうな本ばかりです。相当ムラムラされるかもしれませんが、現在Amazonでは購入できません。ネット時代における新しいSMプレイの一環として考案してみました。
HONZ紹介本がAmazonで複数SOLD OUTした時にしか実施しませんので、HONZの調子が悪い時には書かなくて済むという、僕にとっても非常に好都合なコーナーです。
そんなの誰が読むんだよと思われるかもしれませんが、リアル書店の方、他のネット書店の方、せどり屋さん等を対象としております。我こそはと思われる方は、積極的にシェアしていただければ幸いです。
それでは、今週のSOLD OUTを紹介します。
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今週爆発的なヒットになったのが、こちらの『ホワット・イフ? 野球のボールを高速で投げたらどうなるか?』に関する記事。読者から寄せられた疑問に、元NASAの研究者が全力で答えるという科学エンタテイメント。思考実験の確かさと、オチの見事さが両立している力作です。こちらは発売日当日にSOLD OUT。
HONZ初の動画コンテンツとなった『黒い迷宮 ルーシー・ブラックマン事件15年目の真実』の著者インタビュー。こちらはなんと、記事の掲載前にSOLD OUT。なので記事とは無関係ですが、どさくさに紛れて載っけておきます。
まさかこの人がこの本をという異色の組み合わせになった、麻木久仁子による『耳鼻削ぎの日本史』のレビュー。公開当日、麻木から原稿が送られてきたのは明け方4時。こちらも耳鼻が削がれるくらいジリジリした思いで待っておりましたが、麻木久仁子のヤル気は削がれておりませんでした。
そして最後に、冬木糸一ワールドが炸裂した『この世界が消えたあとの文明の作り方』のレビュー。最近、世界の絶滅をテーマとした書籍が多く、勝手に「セカオワ系」と名づけておりますが、絶滅後の再起動という視点が話題を呼んだ模様です。こちらもレビュー公開当日にSOLD OUT。
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いかがだったでしょうか。どれも面白そうな本ばかりですね。だけどしつこいですが、現在Amazonでは購入できません。我慢できない方は、最寄りの書店さんか他のネット書店さんにてお願いします。またいつか、お会いしましょう!
HONZ編集長・内藤 順
※アマゾンの在庫状況は執筆時点のものです。