3月3日ひなまつりの月曜日早朝、おなじみの下北沢のB&BでHONZ公開朝会が行われました。通常は水曜日ですが、今回は会場の関係でこの日になったうえ、急な告知だったにもかかわらず、すぐに満席となりました。お越しいただいたみなさま、本当にありがとうございました。また、参加できなかった方、次回お待ちしています。
年末から募集していました学生メンバーが決定しました。多数の応募をいただき、メンバー全員で原稿を読んだ上、厳正に審査した結果、峰尾健一さんに決定しました。文章力もさることながら、メンバーが感心したのは選書のセンス。ぜひニュースでご覧ください。
年度末ということもあり欠席者が多い朝会になってしまいました。海外出張あり、消費税増税前の増産体制あり、突然エラくなってしまい多忙を極める者あり、ですが欠席者のオススメはその2に回します。
最初は初参加のから、峰尾と思ったらぜひ3番目にしてほしいと懇願され今回のトップバッターはこの人から。
ニューヨークで個展がきまったそうです。もしかしてHONZ初の世界的芸術家が生まれるかもしれません。しかし、新井文月はダンサー、絵描き、太極拳インストラクターと色な顔を持っていますが、弓道も強かったというのは初耳でした。
今回、一番会場が湧いたのが忍者でした。最近中東あたりで人気だとニュースでみましたが、Amazonではいろいろな忍者コスプレが売られているようです。セクシーなものに男性陣は釘づけでした。そうそう、忍者本は峰尾も持ってきていて、がっくりしてました。
峰尾健一
初参加の初々しさに内藤順のツッコミも弱め。徐々に慣れてくれればいいと思います。
いよいよ刀根も卒業です。HONZは続けたいと強い意志を見せてくれました。後輩も出来たことなので期待しています。
ここまではわりと静かな朝会でしたが、山本が出した『死語辞典』がみんなのツッコミ心に火を付けました。30代、40代、50代と全部揃っているHONZだけに、世代間格差は常に話題になります。成毛も麻木も大喜び。
歴史ものはワタシの分野、とばかりに繰り出した今回の選書。NHKの「ごちそうさん」で話題になったばかりの『防空法』は私も初めて知りました。ラジオ番組のゲストに招いたという大石学さんの『新しい江戸時代が見えてくる』は面白そうでした。
すでにレビューしました『人間の尊厳』の岩波書店で行われている写真展を見てきました。本で見ていたにもかかわらず、大きな写真でみるとすごい迫力です。傷つけられた肌より、心の傷のほうが大きいでしょう。この現実は多くの人に知ってもらいたいです。
先週末、レビューで取り上げた『仁義なきキリスト教史』は私も思わず買ってしまいました。PV数もびっくりするほど。ぜひ出口治明『仕事に効く 教養としての「世界史」』と一緒に読んでもらいたいと言っています。タクシードライバーものが好きだというのも初めて知りました。
練馬美術館で公開中の甲冑展が本になっているのは知りませんでした。この手の芸術家はいま大注目です。すでにレビューされている『黒部の山賊』を熱く語る土屋には、みんなちょっと引き気味でしたが。
殿(しんがり)になってしまった関係でカブりまくってしまい、その度ごとに悲鳴を上げていた内藤。しかしさすがサラリーマン。おさえるところは押えています。でも3冊目はどう考えてもキャラじゃないですよねえ。
最初はお客さんを意識していたはずが、いつの間にか普段通りの悪口雑言も飛び出し、そのたびごとに土屋から「このことはお忘れください!」とアピールしなければならないほど。メンバーは楽しんでいましたが、来てくださったみなさんはどうだったのでしょう?
さて、通常なら朝会の当日にこの記事はUPされなければならないのですが、リニューアルで仕様を少し変えたため、今日になってしまいました。必死に作業してくれた内藤順は、見かけによらず、きっといい奴なんでしょう。
欠席者およびおまけは「今月読む本」のその2で。今回も面白そうな本ばかりですが、HONZのご利用は計画的に!