梅雨に入ったのがウソのような暑い日が続いている。今年は殊の外、バラの花が美しい。そろそろアジサイも見ごろだ。
そんなことを考えながら早朝の朝会に来るのだが、始まればみんなお互いのカバンの中を探り合い、ボケてつっこむ毎回の爆笑。ただ新刊を紹介しあうだけのことが、なぜこんなに楽しいのだろう。
今月読む本その2は、恒例の欠席者のオススメから。コメントは本人談です。
立川談四楼のエッセイを英訳しています。粋な言葉を英訳してるんですが、「小股の切れ上がった」とか「下らねぇ」とかの普段絶対使わないような英語です。
この著者の本って読みにくいんですけど(村上さんが書評した『水と人類の1万年史 』の著者)、テーマがいつも壮大なので、ついタイトル買いしちゃいます。
大震災後のニッポンを米中台韓英のメディアがどのように報じたかを紹介してます。英語にはない「ガマン」という概念を米は評価してて英は疑問視するなど、面白いです。
仕事の関係で欠席の深津晋一郎
池内紀氏の東プロシア紀行。第二次大戦によってロシアとポーランドに分割され、消滅した国を辿る旅って、ちょっと気になります。
日本が危機に陥ると円高に振れるという変動メカニズムをトリガーに、今後の円と日本経済を考える1冊。落ち着いて読みたいです。
日本ラグビー史上No.1プレーヤーと言われる坂田好弘さんの新著。ラグビー界からすると、もうとんでもなく凄い人です。
前日に抜いた親不知のあとが痛んで、七転八倒していた足立真穂
ご存知の方も多いかと思いますが、人気の「マンガ・ノンフィクション」(自称w)です。内容はタイトル通り。3巻まで出ており、最新刊が該当するかと。マンガだっていいじゃない、ということで出してみます〜。テレビドラマ化決定とのこと。
ヒゲの殿下の真実に迫る、ノンフィクション・オマージュとのこと。ノンフィクジョン・オマージュというジャンルが不明ですが、皇室ものはやはり読んでおきたく(案外と好き)。
これは本を皆さんにお見せしたかった。カブっている気もしますが、人間動物行動学でこのタイトル、感じさせます。
以上。『大人の粋』が気になる…
さて以降はオマケの本。こちらのファンも多くなってきました。
新井文月
東 えりか
山本尚毅
刀根明日香
高村和久
栗下直也
麻木久仁子
土屋敦
田中大輔
鈴木葉月
村上浩
内藤順
成毛眞
丸善×ジュンク堂の美術カタログ「defrag」 NEVER まとめ
仲野徹
鰐部祥平
足立真穂
深津晋一郎
久保洋介
オマケの本は、青春時代の思いでやら個人のニッチな趣味やらマニアックすぎる本ばかりでツッコミどころ満載。囲炉裏の本の需要は?茶室を作る計画はあるのか?格闘技好きは本を読むのか、などなど。相変わらず成毛代表は好き放題だし。
イベントとしては7月3日~6日に行われる第20回東京国際ブックフェア に、成毛眞が6日の特別講演のパネリストとして登場します。招待券はネットから手に入ります。入場料は無料ですが事前登録制です。前もってご登録ください。
またご要望の多い公開朝会も企画中です。サイトでの告知をお待ちください。
もうすくHONZもまる2年を迎えます。ますますパワーアップするHONZにご期待ください。