画期的なフレームワークを軸にビジネスモデルを生み出すために創られた本書、1年半前越しで日本語版が出版された。オープンイノベーションだったり、本好きにはおなじみのロングテール、フリーミアムなど、ちょっと昔に話題になったビジネスモデルをイラストとフレームワークをうまく使って描かれている。動画を見てもらえば、よくわかる。
(フレームワークをダウンロードしたい方はこちら)
読むというより、見て楽しめる本。ビジネスに興味がない人でもなんとなくぱらぱらめくって眺めていると、分かった気になれるから不思議。カラフルでセンスのいいイラストや写真が豊富、本の形も独特。ビジネスのコトが書かれているはずなのに、全然関係のない発想やひらめきが湧いてくる、ビジネスがまるで子供向け玩具やパズルのように感じてしまう。しかし、僕が知っているのは原書のみ。どのように翻訳されているか未知数。翻訳版の装丁がちょっと凝りすぎているのも気になる。
本元では次のバージョンの発売が決まっている、装丁買いで予約してしまった。