ZOOMでの朝会は混乱から始まりました。毎日何時間もZOOM会議や講義をしている人はともかく、ほとんど初めて、という人もいて、なかなか足並みが揃いません。画像は出るけど音声が聞こえない人、声はすれども姿が見えない人などさまざまです。
使い慣れている人は、だいたい背景に凝りますね。バーフ・バリやらお決まりの「電波少年」やら。撮影する角度に凝る人もいれば、寝起きそのままの猛者もいます。ずっと天井とエアコンが見えている人も、金屏風を用意した人も、みんないい味です。
注:リアル書店の休業が続き、Amazonの書籍もすぐ売り切れてしまいます。朝会その1をお読みいただき、ネット書店などを上手にお使いください。
◆編集長の内藤順はさすがZOOMに長けていて、いろいろと助かります。
合法的に草を吸う。大麻がダメなら雑草があるじゃないの!といろいろな草を乾燥させて吸うというすごい話。実は著者、3月に逮捕されていますが、書籍担当者からはこのような声明が出されています。知りませんでした。ワタシ、即、買いました。
◆出向先からようやくテレワークの了解が取れたという刀根明日香。最初、音が出なくてドキドキしました。
ご存命なら、いま何を思われるでしょう?
若い女性たち、 同じ世代の心の内を赤裸々に正直に語ってくれているそうです。
◆テレワークになっても、SNSを通じて書籍の営業を行っているという田中大輔
こんなに悲しい変な地名があるのか、という場所に実際行ってみると……、という本らしいです。虚無を感じるくらい凄いのかしら?
いまでも居るわよねえ、借金作家って。メンバー内の編集者の頭には何人かの顔が浮かんだはず。
このイケてるお年寄り、すごく話題になってましたよね。とにかくカッコいいのです。
◆業務の責任者として出社する毎日。家に帰ると家族にスプレーでアルコール消毒をされるという首藤淳哉
なんともタイムリーなタイトルですが、人生が上手くいかなくなるきっかけを社会人類学者たちが語ります。
◆ZOOM用にいろいろ仕掛けていたのに、悉く失敗した塩田春香。金屏風は素敵でしたけど。
まずは担当編集者としてこの本を。甲虫や蝶などのハデな虫ではない「え、なにそれ?」という虫の研究者たちが研究対象を語ります。基礎科学は面白いよねえ。
シオタにクマは付いてきます。買わないという選択肢はないですね。
ミツバチは派手なのか?ジミなのか?
どんな感じになるんでしょう?思わず買ってしまいました。
直木賞受賞作『熱源』の影響なのか、樺太アイヌの本が復刊されています。
◆ロックダウン中のシンガポールに赴任中の久保洋介。日本とはかなり事情が違っているらしいです。
原油が記録的に下がっている今、この会社とロシアがカギを握っているのだそうです。プロの久保が大推薦。事情には明るくないけど、この本は読みたくなりました。
◆画家らしいアトリエからZOOMの新井文月。子どもさんと遊んでばかりいたら奥さまに叱られたとか。いまは時間割を作っているみたいです。
表紙の絵を担当した本です。平台に並んでいたらインパクトがありそうですねえ。
ちょうどこのニュースが流れたばかり。なぜ人気があるのか、これからの美術の展望など厚く語ってくれました。
◆ 帰省中に緊急事態宣言が出され、東京に帰ってこられなくなったアーヤ藍。ミニシアター支援など精力的に活動しています。
いまの状況、毎日モヤってます。正体を見極めたいけど、敵は大きいよねえ。
インド仏教学者とキリスト神学者が語り合う、いま、読みたい一冊。イスラムも入って欲しかったなあ。
このあたりで「その2」は終了。とにかく「濃い」本が多いです。いまは瞑想の時かもしれません。この次の世界を夢想するのもいいでしょう。「STAY HOME!」頭をたくさん使いましょう!