今年の夏はウズベキスタンへ行きたいと思っており、中央アジアの食文化について調べています。遊牧民にとって、乳製品は食生活の重要な糧です。興味深かったのが、「クルト」と呼ばれる乳製品でした。夏は牛のミルクがたくさん取れるので、冬の保存食用に作るそうです。作り方は、発酵させたミルク(つまりヨーグルト)に塩を混ぜて、水を切り、大きな袋に入れ、草原に一日中放置しておくのだとか。白くて丸く、おまんじゅうみたいでかわいいです。現地に行った際は、ぜひ食べてみたいと思います。
クルトではないですが、ヨーグルトを使ったレシピを紹介しましょう。まず、ナスにオリーブオイルを塗り、オーブンで焼きます(フライパンでもOK)。次に、ミューズリーを(ハトムギでもOK)、ヨーグルトで少しふやかしましょう。ナスが焼けたら、ミューズリー、ヨーグルト、塩胡椒、クミンをかけて、できあがりです。簡単ですが、中央アジアの香りがします。
それでは今週献本いただいた新刊本のご紹介です。版元のみなさま、毎度ありがとうございます!