柿、梨、葡萄と、秋は果物が美味しい季節ですね。葡萄といえば、どうやって種無し葡萄を作るかご存知ですか?
種無し葡萄は、ジベレリンという植物ホルモンを使って、作られています。通常、果実は受粉によって子房の中に種子ができ、子房がふくらんで実になります。ところが、葡萄は受粉しなくても、ジベレリンに浸すことで子房がふくらむのです。ジベレリンは、茎を伸ばして、密着による粒のつぶれ防止や、果実の成熟を早めるために使われていましたが、種無し葡萄が偶然見つかり、実用化されました。
それでは今週献本いただいた新刊本のご紹介です。版元のみなさま、毎度ありがとうございます!