今日から4月ですね。4月の誕生石であるダイヤモンドの名は、その硬さから「征服されざるもの」を意味するギリシャ語「adamazein」に由来します。地中深く、マントルの高温高圧下で炭素が強く結びつき、ダイヤモンドは作られます。
原石はあまり光らないため、かつては今ほどの価値はありませんでした。15世紀にダイヤモンドをダイヤモンドで研磨する方法が確立され、輝きを最高度にするブリリアントカットが発明されると、宝石の王座につきました。現在では工業用に人工ダイヤモンドが作られ、切削や研磨に使われます。また、遺灰や遺骨から炭素を抽出し、ダイヤモンドを作ることが可能になり、新しい供養の形として広まりつつあります。
それでは今週献本いただいた新刊本のご紹介です。
版元のみなさま、毎度ありがとうございます!