ティファニー初のドキュメンタリー映画『ティファニー ニューヨーク五番街の秘密』を観ました。原題は『Crazy About Tiffany’s』で、『ティファニーで朝食を』のオードリー・ヘップバーンのセリフに由来します。ドキュメンタリーなので単調かと思いきや、キャッチーな音楽とともに華やかな場面がどんどん展開し、『ティファニーで朝食を』や『華麗なるギャツビー』などの有名映画が多く挿入されているので飽きずに観られます。
印象的だったのは初の女性デザインディレクターに就任した、フランチェスカ・アムフィテアトロフ。洗練された「ティファニーT」をデザインした彼女が、「Less is more」で有名な建築家のミース・ファン・デル・ローエが好きというのには納得しました。美しく聡明な彼女が結構な爆弾発言をするのも注目です。他にもティファニーブルーの秘密やジーン・ムーアのウィンドウディスプレイの話はワクワクします。映画を観終わったあとはティファニーのことをもっと好きになっているはずです。
それでは今週献本いただいた新刊本のご紹介です。
版元のみなさま、毎度ありがとうございます!