ボブ・ディランがノーベル文学賞!いやはや、びっくりいたしました。
今月読む本 その3は欠席者から届いたラインナップをご紹介します。読みたい理由は本人からのコメントです。
◆まずは、忙しくてなかなか上京できない鰐部祥平
日本と国境を接し、領土問題を抱えているロシア。だが私たちはあまりにもロシアの歴史や宗教観、世界観に無知ではないか?と常々考えていたので選んだ一冊。ロシア人の心の拠り所であるクレムリンの歴史を綴った作品。
こちらは現代のロシアについて。上記の『クレムリン』と合わせて読みたい一冊。
ウィットのきいた文章で日本の食文化を分析した『英国一家、日本を食べる』の著者マイケル・ブースが世界一幸福な人々が住む北欧を訪れ、福祉国家の利点、問題点を辛口に分析する。日本のロールモデルとしてマスコミでもしばしば取り上げられる北欧の内実を知りたくて選んだ一冊。
◆直前になって出席できなくなり、残念がっていた柴藤亮介
直感型の天才数学者・ラマヌジャン。彼がどのような環境で育ち、刺激を受け、数多の定理を導き出してきたかを知ることのできる一冊。
重力波研究この道30年以上となる東大宇宙線研・川村静児氏の著書。重力波研究が発展してきた歴史や川村氏の十八番でもあるノイズ・ハンティングについて明快に書かれている一冊。
川村静児氏と共に研究を進めている安東正樹氏の著書。同じ業界にいたとしても、研究者により考えかたや感じかた、最終的な研究のビジョンは違うはず。同じ分野の著書を同時期に読める機会は滅多にないため、ジックリ読み比べてみたい。
ここから先は紹介できなかったオマケの本。タイトルだけをずらずらっとご紹介。
◆新井文月
◆仲野徹
◆麻木久仁子
◆ 東 えりか
いつにも増してエキサイティングな朝会でした。メンバーが増えていろいろな専門家が集まる集団なだけに、業界の裏話がいろいろ出てきて驚くことばかり。
次回の朝会もお楽しみに。