9月のこれから読む本

2011年9月7日 印刷向け表示
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9月4日は「HONZ」代表、成毛眞の誕生日である。9月の定例会は7日。じゃ、ささやかなお祝いを差し上げよう、ということになった。モノじゃつまんないと誰が言い出したか♪ハッピーバースディ♪をダンスつきでプレゼント。鈴木葉月がマンドリンで伴奏し、新井文月振り付け。15分前に六本木集合。出勤で急ぐ人々の訝しげな目を背中に振り付けを習い、いざ定例会へ。今回から参加される内藤順さんも、いきがかり上ダンスにも加わっていただいた。

成毛さん、大爆笑!会場を貸してくださった担当の方は目をまんまるに!

というわけで、恒例の「HONZ」定例会は今回から六本木ミッドタウンの中のd-laboに場所を移すことになった。オーストラリアに赴任中の久保洋介はスカイプで参加。いやはや、凄い時代になったものだ。

7月15日に立ち上がった「HONZ」は順調に閲覧者が増えている。先日の麻木久仁子さんのようなスペシャルゲストも続々と登場する予定である。新しい企画も近日公開。請うご期待!

今回も長い記事になるけれど、どうか最後までお付き合いください。

ではメンバーそれぞれの「今月読む本」3冊。

新井文月

奪われた古代の宝をめぐる争い

作者:シャロン・ワックスマン
出版社:PHP研究所
発売日:2011-06-23
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古代文明やオーパーツ好きの新井さんらしい選書。

結構、分厚くて値段の高い本なので、これは彼が読んでから考えよう。

日本の色・世界の色

作者:
出版社:ナツメ社
発売日:2010-02-19
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色の話は、この会で頻繁に話題になる。本書は色の名前についてのトリビアが豊富とのこと。パラパラと見せてもらうと写真がとても美しい。

誰にも聞けない 太極拳の「なぜ?」

作者:真北斐図
出版社:BABジャパン
発売日:2011-08-12
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高年齢層を中心に根強いファンがいる太極拳。なぜあんなにゆっくりとした動きなのか、重心の移し方などとても丁寧に書かれてある。

新井さんがこれから始めるためなのか、と思ったら既にインストラクターの免許を持っているそうだ。画家、ダンサー、NPO代表の上にまだ肩書きがあったのか!

山本尚毅

夏休みに新婚旅行でヨーロッパに行ったのだか、いまひとつだったそう。

イスラームから見た「世界史」

作者:タミム・アンサーリー
出版社:紀伊國屋書店
発売日:2011-08-29
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著者はアフガニスタン人だけに、日本人とは全く違う見方で世界史を語るのではないかとのこと。かなり面白そうである。

監獄ラッパー B.I.G. JOE 獄中から作品を発表し続けた、日本人ラッパー6年間の記録

作者:B.I.G. JOE
出版社:リットーミュージック
発売日:2011-08-25
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これはまた凶暴な装丁だこと。著者はラッパーでふとしたことから麻薬の運び屋になりオーストラリアで捕まった。監獄の中から音楽を発信し続けたそうだが、面白いのはオーストラリアの監獄の待遇のよさ。「捕まるならオーストラリアですよ!」と赴任中の久保さんへ熱く叫ぶ声が上がる。

秘境国   -まだ見たことのない絶景-

作者:アマナイメージズ
出版社:パイインターナショナル
発売日:2011-08-15
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ギアナ、ベリーズ、ザンジバル、ブルンジなど日本人に馴染みのない国を紹介した一冊。しかしすでにamazonでは品切れ入荷未定。

鈴木葉月

出張の上海からつい先日帰国。激細の体が油でおなかを壊したそうで、もうひとまわり細くなっているみたい。

遭難のしかた教えます (ヤマケイ山学選書)

作者:丸山 晴弘
出版社:山と渓谷社
発売日:2011-06-24
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葉月さん大好きなヤマケイシリーズ。「一度遭難してみようかと思って」と話すところをみると、人生、順風満帆なようだ。

ウェザー・オブ・ザ・フューチャー―気候変動は世界をどう変えるか

作者:ハイディ カレン
出版社:シーエムシー
発売日:2011-09-07
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異常気象だと毎年言われているけれど、果たして2050年はどうなっているのかを予測した本。

ペンギンのしらべかた (岩波科学ライブラリー)

作者:上田 一生
出版社:岩波書店
発売日:2011-07-16
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メンバーから「ああ!」と声が上がった一冊。みんな気になっていたようだ。ゆったりと読みたい、とのこと。

ここで、書店で山ほどの本を持っていた鈴木さんを目撃した高村さんから「あんなに買ったのにこれだけ?」の声が。すると「レジで半分ぐらい返すんですよ」という答えにワタシはちょっと驚いた。えっ、そんなことしていいの?「だって1万円以上買ったら、店員さんだってイヤな顔はしませんよ」

そうか!ワタシは律儀に要らない本は棚に返して歩いていました…

栗下直也

先日の合宿で酔態を晒してしまったので今は減酒中だとか。そのせいかスリムになっていた。

居酒屋の世界史 (講談社現代新書)

作者:下田 淳
出版社:講談社
発売日:2011-08-18
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人妻、セクハラときて居酒屋。期待を裏切らないなあ。

アベベ・ビキラ 「裸足の哲人」の栄光と悲劇の生涯

作者:ティム・ジューダ
出版社:草思社
発売日:2011-08-20
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オンタイムでアベベを見たのは成毛さんとワタシだけだが、東京オリンピックの歴史として全員が名前は知っていた。裸足の王者は果たしてその後どうなったのか。

戦国の交渉人 (歴史新書y)

作者:渡邊 大門
出版社:洋泉社
発売日:2011-08
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夏休みに自分で課した「司馬遼太郎を読む!」その中で気になったのがこの人「恵瓊」なのだそうだ。

最近、この手の独特な新書が興味深い。洋泉社歴史新書や鉄道新書など。ニッチなところを攻めている気がする。

今回から参加する内藤順。

去年の募集に応募するも落選してしまったが、勉強会のリポートをずっと読んでくれていたそうだ。本人の読書ブログがすばらしく、今回からメンバーになってもらった。

広告代理店の営業マンとのこと。

http://blogs.itmedia.co.jp/naichi/

ダムマニア

作者:宮島 咲
出版社:オーム社
発売日:2011-09-02
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数年前、廃墟やら工場やら酷道やらのマニアがいろいろな本を出したが、著者は「ダムマイスター」の称号を持つ。カレーマニアに有名な「ダムカレー」を作った人だそうだ。なんでそんなこと知っているんだ、土屋さん!

http://www.minakamionsen.com/damcurry.htm

聖書男(バイブルマン)  現代NYで 「聖書の教え」を忠実に守ってみた1年間日記

作者:A.J.ジェイコブズ
出版社:阪急コミュニケーションズ
発売日:2011-08-31
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これはダブっている人が多かった。聖書の教えだけを実践して1年を暮らした男の体験記。著者の前作はこれですって。

驚異の百科事典男 世界一頭のいい人間になる!

作者:A・J・ジェイコブズ
出版社:文藝春秋
発売日:2005-08-03
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雪男は向こうからやって来た

作者:角幡 唯介
出版社:集英社
発売日:2011-08-26
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『空白の5マイル』で開高健賞を受賞後、大宅賞、梅棹探検文学賞まで取った著者の新刊。果たして雪男と会えたのか?

ハマザキカク

秋葉原有隣堂で「夏葉原」企画展中。

http://hamazakikaku.blog136.fc2.com/blog-entry-263.html

戦後、奄美大島は日本ではないと国境を引かれた。しかし沖縄からは忌み嫌われている。そのなかで人々はどう暮らしたか。これは考えたことがなかったなあ。

ムックのVol.3。日本の車メーカーの外国での生産品を日本に逆輸入したもの。どこで何が作られているか知りたい、と強い希望を語る。

紅色新聞兵

作者:李 振盛
出版社:ファイドン
発売日:2005-02
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絶版本を紹介するのは本意ではないが、どこかで復刊を願って。

すごい本だ。中国の文化大革命時代に写された写真をアルバムにしたもの。今はこの出版社はなくなってしまったそう。

高村和久

夏休みは礼文島へ。しかしネットが全く繋がらず、大いに慌てたそうだ。タクシー会社まで行ってお世話になったとか。

「冒険ダン吉」になった男 森小弁 (産経新聞社の本)

作者:将口泰浩
出版社:産経新聞出版
発売日:2011-08-17
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戦争中、南方へ派遣された兵隊のうち、現地に残り首長となった日本人の話。かなりの遺伝子が現地に残されたのだろう。

日本鳥の巣図鑑―小海途銀次郎コレクション (大阪市立自然史博物館叢書)

作者:小海途 銀次郎
出版社:東海大学出版会
発売日:2011-08
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自然科学系の書籍では定評のある東海大学出版会。マニアックな鳥の巣まできれいな写真が掲載されている。鳥の巣コレクターの心構えなども伝授。

アート・スピリット

作者:ロバート・ヘンライ
出版社:国書刊行会
発売日:2011-08-12
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多くの画家や芸術家、評論家を育てた著者の講義録。海外では長く読み継がれていたようだが初邦訳。

東 えりか

HONZで紹介された本の版元へ毎日メールを地味に送っているが、反応はイマイチ。もう少し認知度を上げたい。

阿蘭陀が通る: 人間交流の江戸美術史

作者:タイモン スクリーチ
出版社:東京大学出版会
発売日:2011-08-24
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江戸時代、海外、特にヨーロッパの文化はオランダからしか入らなかった。その文化交流をたくさんの図版を使って読み取った一冊。マニアックな殿様が買ったのだろうなあという標本がたくさん。

死のテレビ実験---人はそこまで服従するのか

作者:クリストフ ニック
出版社:河出書房新社
発売日:2011-08-20
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社会心理学で権威からの命令に良心はどう対抗するかという「ミルグラムの実験」というのがあるそうだ。果たしてテレビは権威になるのかをフランスで実験したもの。これは相当怖くて面白い。ツイッターで教えてもらった一冊。

偽りの来歴 ─ 20世紀最大の絵画詐欺事件

作者:レニー ソールズベリー
出版社:白水社
発売日:2011-08-20
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詐欺だの泥棒だのを扱った本に弱いのだ。これは20世紀最大の贋作、絵画詐欺事件を追ったドキュメンタリー。

村上浩

どうやら転職した模様。詳しくはそのうち聞く。

工場は生きている―ものづくり探訪

作者:加藤 正文
出版社:かもがわ出版
発売日:2011-08-25
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村上さん大好きの精密画付きの本。関西圏だけに限られているが、手仕事から町工場などの現場を訪ねたもの。工場見学は今ブームだ。

抗精神病薬受容体の発見ものがたり‐精神病の究明を目指して‐

作者:ニール・シーマン
出版社:星和書店
発売日:2011-08-26
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医学書の出版社だが、この本はかなり興味深い。ドーパミンD2レセプター発見譚。

“日本文化”紹介の先駆者たち (懐徳堂ライブラリー)

作者:
出版社:和泉書院
発売日:2011-08
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以前課題本にした『ハウスオブヤマナカ』を読んだ人には興味深い本だと思う。

久保洋介

オーストラリアからスカイプで参加。時差は1時間ほど。本はネットで買っているそうで、注文すると1週間ほどで届くとか。そのうち向こうの出版事情報告もあるだろう。

科学は歴史をどう変えてきたか: その力・証拠・情熱

作者:マイケル モーズリー
出版社:東京書籍
発売日:2011-08-12
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歴史の切り口はいろいろある。科学の発展は、世界をある日ポンと違うステージにしてしまう。

砂

作者:マイケル・ウェランド
出版社:築地書館
発売日:2011-07-29
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成毛さん、土屋さんも興味を持っていた砂にまつわる本。装丁がきれい。

IBM 奇跡の“ワトソン”プロジェクト: 人工知能はクイズ王の夢をみる

作者:スティーヴン・ベイカー
出版社:早川書房
発売日:2011-08-25
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みんなが好きな人工頭脳もの。ヒトを超えることはできたのか。

土屋敦

HONZ編集長でもある土屋さんには、日々みんなの原稿をチェックして一番煩雑なところを受け持ってもらっている。近々、新しい企画が立ち上がってくるはず。

日本の分水嶺 (ヤマケイ文庫)

作者:堀 公俊
出版社:山と渓谷社
発売日:2011-08-19
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「分水嶺ハンター」の著者が日本中の分水嶺を訪ね歩いたものだが、意外に簡単に行けるらしい。何が面白いんだかわからん、という顔のハマザキさんに必死に説明したが、まったく食いつかず。

牛の文化史

作者:フロリアン ヴェルナー
出版社:東洋書林
発売日:2011-08
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HONZのメンバーが大好きな文化史シリーズ。家畜としての存在から性のはけ口まで。

風が変えた世界史: モンスーン・偏西風・砂漠

作者:宮崎正勝
出版社:原書房
発売日:2011-08-25
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様々な角度から世界史を見るのは面白い。

最後にハッピーバースディの成毛眞

スーフィー ―イスラームの神秘主義者たち (「知の再発見」双書152)

作者:ティエリー・ザルコンヌ
出版社:創元社
発売日:2011-08-08
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知の再発見双書の一冊。イスラム神秘主義の最たる一派。ぐるぐる回る踊りが有名。

バチカンの聖と俗―日本大使の一四〇〇日

作者:上野 景文
出版社:かまくら春秋社
発売日:2011-08-01
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元ヴァチカンの大使が書いた「本当のヴァチカン」。少々硬い文章だが面白い。8月1日発売の本がもうない!入荷が少なかったのかな。

無理難題「プロデュース」します――小谷正一伝説

作者:早瀬 圭一
出版社:岩波書店
発売日:2011-08-10
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戦後、発展する経済の中でイベントプロデュースを確立させた男のノンフィクション。新しいことに挑戦し続け借金を残して死去。礎を築いた人。

少し時間が余ったので、これ以外にそれぞれが興味を持っている本を発表。

みんな、ダブるのがイヤさにあと何冊ずつカバンに忍ばせているのが可笑しい。

(山本)

(鈴木)

見せびらかすイルカ、おいしそうなアリ (飛鳥新社ポピュラーサイエンス)

作者:パット・センソン
出版社:飛鳥新社
発売日:2011-09-02
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お化け屋敷のつくり方

作者:平野 ユーレイ
出版社:アールズ出版
発売日:2011-07-22
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(栗下)

父親になる、父親をする――家族心理学の視点から (岩波ブックレット)

作者:柏木 惠子
出版社:岩波書店
発売日:2011-06-08
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祝・奥様ご懐妊!しかし心構えとして岩波のブックレットを読む人は少ないだろうなあ。

(内藤)

文豪の翻訳力 近現代日本の作家翻訳 谷崎潤一郎から村上春樹まで

作者:井上 健
出版社:武田ランダムハウスジャパン
発売日:2011-08-25
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『アインシュタイン』でミソをつけた武田ランダムハウスジャパンの本、って!爆笑。

続 墓標なき草原――内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録

作者:楊 海英
出版社:岩波書店
発売日:2011-08-27
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(高村)

アラマタ生物事典

作者:
出版社:講談社
発売日:2011-07-15
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図解で詳しく 宇宙と素粒子のしくみ

作者:京極一樹
出版社:アスキー・メディアワークス
発売日:2011-08-26
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成毛さんがリニアライダー誘致委員会のメンバーだと知る。カミオカンデに何かを打ち込むらしい。

(ハマザキ)

これを「読む」という編集者は珍しいだろうなあ。

(東)

武家に嫁いだ女性の手紙: 貧乏旗本の江戸暮らし

作者:妻鹿 淳子
出版社:吉川弘文館
発売日:2011-08-05
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大好きな古文書発見系。

新版 装釘考 (平凡社ライブラリー741)

作者:西野 嘉章
出版社:平凡社
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(土屋)

強欲の宗教史

作者:フィリス・A・ティックル
出版社:築地書館
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名文探偵、向田邦子の謎を解く

作者:鴨下 信一
出版社:いそっぷ社
発売日:2011-07
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テレビドラマがあったせいか、向田邦子の出版が相次いでいる。

(成毛)

南極気球ものがたり (TTS新書)

作者:小玉 正弘
出版社:東京図書出版
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日本人は知らない「地震予知」の正体

作者:東京大学理学部教授 ロバート・ゲラー
出版社:双葉社
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アメリカ人の東大地震学教授の暴露本。いろいろ腹に据えかねたのかなあ。

ここで9時になりタイムアップ。

課題本はちょっと軽めに『ペンギンのしらべかた』。岩波の科学シリーズは非常に面白いものが多いので期待大である。

ペンギンのしらべかた (岩波科学ライブラリー)

作者:上田 一生
出版社:岩波書店
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来月の定例会は10月5日。まだまだ新しいメンバーを考えています。

というわけで長文失礼しました。

皆さん、気になる本はありましたか?

決定版-HONZが選んだノンフィクション (単行本)
作者:成毛 眞
出版社:中央公論新社
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『決定版-HONZが選んだノンフィクション』発売されました!