ライフネット生命保険の出口治明社長の書評を招聘しました。出口社長は還暦ベンチャー経営者として有名ですが、週に5−6冊は読んでいるという無類の読書家にして、驚くべき知識人です。ビジネス書100冊は古典1冊にかなわないと断言されていながらも、新刊書も大量にお読みになっておられます。旅行も趣味の一つで、なんと1300ほどの街を訪問されてるうえに、ヴェネチアだけでも20回以上行かれているそうです。まるでモンスターのように聞こえますが、偉ぶらず知識をひけらかさずいつも柔和で素敵な方です。
ライフネット生命保険は74年ぶりに内外の保険会社を親会社としないで設立された独立系生命保険会社として2008年5月営業開始。2011年保有契約件数10万件を突破。2012年死亡保険の保有契約高1兆円に達し、2012年3月東証マザーズへの上場を果たしました。女性の常勤役員がいる唯一の生命保険会社です。本年6月23日、出口社長は会長に、岩瀬副社長は社長に、それぞれ就任される予定です。
主な著書に
『生命保険はだれのものか』(ダイヤモンド社 2008年)
『直球勝負の会社』(ダイヤモンド社、2009年)
『生命保険入門 新版』(岩波書店2009年)
『思考軸をつくれ』(英治出版、2010年)
『ライフネット生命社長の常識破りの思考法 ビジネスマンは「旅」と「読書」で学びなさい!』(日本能率協会マネジメントセンター、2010年)
『百年たっても後悔しない仕事のやり方』(ダイヤモンド社、2011年)
『金融業と人口オーナス経済』(日本評論社、2011年(共著)
『仕事は”6勝4敗”でいい「最強の会社員」の行動原則50』(朝日新聞出版、2012年)
おススメの古典のごく一部として
『方法序説』
『クアルーン』
『韓非子』
『貞観政要』
『ハドリアヌス帝の回想』
『ブッテンブローグ家の人々』
DIAMOND ONLINEに「出口治明の提言:日本の優先順位」を連載中。
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尚、出口社長の書評には古典や小説なども含まれる可能性があります。稀代の読書家がお読みになってる本を知るだけでも価値がある判断しました。