まずがお詫びから。朝会が終わったその週末には、このコーナーをUPするようにしていたんですが、今回1週間延びてしまいました。ごめんなさい。今後はできるだけこんなことがないよう、鋭意努力いたします。
恒例の朝会欠席者のオススメ本から。
オーストラリア(メルボルンで学会4日間、タスマニア周遊6日間)帰りで時差ぼけか、10日のレビューを6日に上げてしまった仲野徹。あ、この前も書いたか…
タスマニアのジャングルでもビーチでも5日あれば行けます。
“大阪ではむちゃくちゃ著名人、たぶん東京ではほぼ無名、桂ざこば師匠の自伝的エッセイ”っておっしゃいますが、東京でも人気でっせ。
山本容子が偏愛するというアーティスト119人の版画と短いエッセイのようなもの集
奥さんが海外出張中にお子さんがインフルエンザ。大慌てだったパパ、新井文月
かなりユニークなエジプト紀行記はこちら。
これはすでにレビュー済。
“基本、逆張りの不動産投資術で新井家は著者アドバイスに従って不動産資産運用に向かっています” いよっ、未来の不動産王!
もはやペニンシュラか?と思うようなレベルのグレード部屋から、徳川家葵紋のある重厚な趣部屋、宇宙船まで、手にしたら意外とよくできた本でした。フルカラー。
この時期、自動車業界は大忙し。広告関係の内藤順も目を腫らしていた。製造現場の鰐部祥平も残念ながら欠席。
“児童性愛者のピーターと15年わたり関係を持ち続けた女性の手記です。巧みに少女を操り、信頼関係と擬似愛を植え込み、肉体関係を迫るピーターに背筋が寒くなります。また著者や家族、そして加害者であるピーターを含め、社会から疎外された彼らの暮らしを読んでいると、出口のない辛さを感じます” 私も今、読んでます。
“国際政治の視点からビザンツ帝国の滅亡を紐解き、その中で人々は何を考えどう決断したかを描いた歴史書です。まだ、序章しか読んでいませんが読むのが楽しみな一冊” 鰐部の選書は装丁がきれい。そうか、ヨーロッパの歴史の本が多いからなのね。
“中世のヨーロッパ史関係の本を読むと出てくるハンザ同盟ですが、いまひとつその実態がわからないため、読んでみようと思いました。しかしドイツの歴史はややこしくて苦戦中です” そのうえ、面白くない(注:個人的な感想です)
さてここからはオマケの本。この朝会は脱線が多くて残り時間が少なくなった。駆け足で書名だけ。
鈴木葉月
先週、すでに久保洋介がレビュー。
高村和久
常に注目の「シリーズ ケアをひらく」(医学書院)の新刊。
内藤順
レビューはこちら
東 えりか
展覧会は23日まで。
田中大輔
帯がゴルゴ13
成毛眞
鉄板「岩波科学ライブラリー」
村上浩
もうすぐ映画も公開。
栗下直也
栗下の得意分野、中国ネタ。
麻木久仁子
大河ドラマの影響で幕末ブーム。海に面した藩は大変だっただろうなあ。
山本尚毅
日本企業が失ったものって何?なんかそそられる。
土屋敦
表紙が印象的!
足立真穂
アメリカインディアンの歴史をつづった名著。文庫化。
刀根明日香
深津晋一郎
0カロリーに弱いワタシ。
鰐部祥平
幕末トリビア集。
新井文月
今月はレベルが高かった。その場で思わずポチッたメンバー多数。そのため、アマゾンの在庫が少なくなっているものあり。
卒業式シーズン真っただ中です。卒業祝い、入学、就職祝いに本を、と思っても何がいいかわからない方は、HONZを参考に。ま、それより図書カードのほうが嬉しいかも。
今日の真夜中1時半から、FM東京「東京ガベージコレクション」で成毛眞代表とワタシが作家の平山夢明さんとノンフィクション本についてトークしています。よかった聞いてくださいな。