HONZのメールマガジン「今週のこれを読め!」には、「編集者の自腹ワンコイン広告」というコーナーがあります。これは、各版元の編集者が自腹で500円を払って自分が担当した本を紹介する「広告」です。すなわち、HONZ自体はその面白さを保証しない、「『広告』なのでもしつまんなくても許してね」的なコーナーなのですが、実は非常に好評です。
なによりも、それぞれの編集者たちが、自分の作った本をいかに愛しているのかがひしひしと伝わってくるのです。「400字程度で簡単に」とお願いしているにもかかわらず、全員が全員、判を押したように、「長くなっちゃいました」と書き添えつつ、かなり力の入った「広告」を書いてきます。本業が忙しいはずなのに。しかも500円を、もらえるのではなく、払わらなければならないにもかかわらず。
そんなわけで、読者にもすこぶる評判がよく、また内容もなかなか面白いので、HONZのウェブサイト上でも公開することにいたしました。週に1回、更新いたしますので、自身が作った本への思いがこもった、編集者たちの熱い文章を楽しんで下さい。