ナスがおいしい季節ですね。ナスはインドの東部が原産地とされ、日本には1000年以上前にもたらされました。平城京の長屋王邸宅跡から出土した木簡には「進物 加須津毛瓜 加須津韓奈須比」と書かれ、高位の者への進物にナスの粕漬けがあったことが判明しています。
ナスを使ったレシピは数多くありますが、ミートグラタンをご紹介しましょう。
まずはミートソースから。
1.刻んだニンニクと玉ねぎを炒め、玉ねぎが透き通ってきたら、塩胡椒を振ったひき肉を入れる。最初、ひき肉はあまり混ぜ過ぎないようにし、焼き目を少しつける。
2.ひき肉に火が通ったら、トマト缶を入れ、崩しながら20分以上煮込み、塩で味を整える。
(トマト缶を入れた時、水気が少なければ赤ワインを入れる)
ミートソースを使って、ナスのミートグラタンにします。
1.ナスを縦に薄切りにし、塩を振り、ペーパータオルをひいたバットに並べて水気を切る。(目安は15分ほど)
2.耐熱皿にナス→ミートソース→チーズの順に重ね、最後に生クリームをそそぎ、チーズに焼き目がつくまでオーブンで焼く。
(チーズは2種類以上あると味に深みが出ます。生クリームがなければ少量の牛乳でも。ナスを厚めに切ってしまった場合は、オーブンの前に1~2分レンチンすると良いです)
突然のお知らせとなりますが、「今週のいただきもの」は今回が最後となります。版元のみなさま、今までたくさんの献本をありがとうございました!