季節は春。新緑が目に眩しく、様々な花が咲き始めました。しかしいま、100年に一度という世界的な伝染病に見舞われています。新型コロナウイルス感染予防のため、非常事態宣言が出され「STAY HOME!」を合言葉に、感染を避けるための試みはしばらく続きます。
一応の目安はゴールデンウィーク終了までとなっていますが、事態の収束は楽観を許しません。生き残るため、何とか耐えましょう。
「久しぶりに朝会やりたいね!」とHONZ内で声が上がりました。最近流行りのZOOMを使おう。とりあえずやってみよう!4月18日土曜日の朝10時に集合しました。何人集まるかなあ?と思ったら、なんとゲストを含め21名も!
今回は新刊でなくてよし、1冊でもよし、と縛りを無くしました。さて、どんな本が飛び出すでしょう!(3回に分けてお届けします)
※ 名前をクリックすると、メンバーのプロフィールとレビュー一覧がわかります。同じ好みを持つレビュアーを見つけてください。
◆リモートワークで新しい原稿を執筆中の堀内勉
2020年1月から8月まで毎月発刊される哲学全史。現在4巻まで。この際、じっくり読むにはいい本です。
◆実家に帰省中に非常事態宣言が出され、現在動けないという山本尚毅
錚々たる学者たちが行った最終講義を収録。最後ということで、言いたいことを吐き出しているそうです。
◆ようやくリモートワークとなったという峰尾健一
出版社勤務の峰尾にとっては他人事じゃない話です。アフター・コロナの世界では出版はどうなっていくでしょう?
◆もともと在宅勤務なので、あまり生活が変わっていないという冬木糸一
買ったばかりというこの本。他のメンバーも買ったと手をあげて「面白いかねえ、どうかねえ」とZOOMの画像内で首を傾げあっていました。
◆「これから出る本」でお馴染みの古幡瑞穂。さらに気になる「これから出る本」を紹介してくれました。
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』が大ブレイクした著者が、今度はおっさんに注目です。6月刊!
これは読みたい人が多いんじゃないかなあ。6月刊。予約始まってます。
◆大学の授業はリモートで行っているそうですが、なんとそのほうが評判がいいと嘆く仲野徹
京都に残る独特の仕事だそうです。
私が書いたんじゃありません、と仲野先生は強く仰っていました。
◆2月からリモートワーク。料理上手の仲尾夏樹がアップするご飯の記事は、なんだかほっとします。
欧州最高峰の知性が食に関する歴史を徹底的に分析しました。この先の世界で、私たちは何を食べていくていくのでしょう?
こんな時だから滅多に手に取らない本を読む、そんな時間を持ってください。
その2に続きます。
記事の書影の横に、その他のネット書店(honto、e-hon、紀伊國屋書店、Honya club)のバナーが用意されていますので、定価などに十分お気をつけてネット書店をお選びください
なお電子書籍は変わりなくお買い求めいただけます。