先日、新しい料理に挑戦しようと思い、バスク料理を作ってみました。スペインとフランスにまたがるバスク地方は、海と山の幸に恵まれ、ミシュラン星付きレストランの数が平方メートルあたり最も多いんです。また、男子限定の美食倶楽部があることでも有名ですね。これは、家庭では女性が強く、息抜きをしたい男性が、友人たちと料理をしたのが始まりだそうです。
初めてバスク料理を作って驚いたのが、パプリカをたくさん使うことでした。一つのメニューに、生のパプリカ、水煮、乾燥、スパイスの全てを使ったりします。手の込んだものが多い印象ですが、中でも手軽に作れる、ガンバスのグリエ ピキージョ仕立てを紹介しましょう。ガンバスはエビ、ピキージョはパプリカをグリルし、皮を剥いたものです。
前日に仕込みができれば、パプリカとピーマンを丸ごと網焼きにし、皮を剥き、塩と砂糖を振っておきます(時間がなければ、当日でもOK)。エビと季節の野菜を網で焼き、オリーブオイル、刻んだトマト、ピキージョと和え、皿に盛ればできあがりです。
それでは今週献本いただいた新刊本のご紹介です。版元のみなさま、毎度ありがとうございます!