先日、メバルが半額で売っていたので、思わず買ってしまいました。メバルの名前の由来は、大きな目が張り出していることから、「眼張」となったそうです。また、早春の海釣りの代表的な魚であり、「目春」や「春告魚」とも言います。メバル属の魚は種類が多く、今の時期はアカメバル、クロメバル、シロメバルが旬です。先日のメバルは煮付けにしたので、そのレシピをご紹介しましょう。魚は捌くのが億劫だという方は、買う時に下処理(内臓や鱗を取る、3枚に下ろすなど)をしてもらうといいですよ。
鍋に出汁※(150ml)、醤油(大さじ3)、みりん(大さじ3)、酒(100ml)を入れ、一度煮立たせます。この時に味見をしてみて、調整しましょう。いったん火を止め、皮をむいて千切りにした生姜とメバルを入れ、再び火にかけます。煮立ったら、弱火にし、アルミホイルなどで落し蓋をします。煮汁が半量くらいになるまで煮たら、出来上がりです。
※買い物へ行く前に、水と昆布を鍋に入れておくとちょうどいいですね。もちろん顆粒出汁でもいいです。でも、昆布と水を火にかけ、沸騰直前で昆布を取り出し、火を消して鰹節を2掴み入れるだけで美味しい出汁が取れます。ザルにキッチンペーパーを敷いて、鰹節を漉してください。和食メニューの時に出汁は、お味噌汁や煮物など何かと使うので、多めに作ってどんどん使いましょう。
それでは今週献本いただいた新刊本のご紹介です。版元のみなさま、毎度ありがとうございます!