今週末の東京は、行楽シーズンぴったりのお天気ですね。行楽といえば、お弁当。稲荷寿司と巻き寿司を詰め合わせた、助六寿司が好きです。
助六寿司の「助六」は、歌舞伎十八番のひとつ「助六所縁江戸桜」に由来します。主人公助六の愛人は吉原の花魁で、「揚巻(あげまき)」という名でした。「揚巻」の「揚」を油揚げの稲荷寿司、「巻」を海苔で巻いた巻き寿司になぞらえ、この2つを詰め合わせたものを「助六寿司」と呼んでいるんです。「揚巻寿司」ではなく「助六寿司」なのが、江戸っ子らしく洒落ていますね。
それでは今週献本いただいた新刊本のご紹介です。版元のみなさま、毎度ありがとうございます!