数日前、東京で桜の開花宣言が出ましたね。桜といえばソメイヨシノですが、名前の由来をご存知ですか?ソメイヨシノ(染井吉野)は江戸時代、染井村(現:東京都 駒込)の植木職人が品種改良して生み出しました。当初は奈良の桜の名所吉野山にちなみ「吉野桜」として広まったそうです。後に、吉野山に多いヤマザクラとの混同を避けるために、「ソメイヨシノ」と命名されました。
各地にあるソメイヨシノはすべて接木や挿し木で増やしたものであり、元は一本の親木に由来します。ソメイヨシノ同士の交配では種子が育たないんです。それでも全国に普及したのは、木の成長が早く、花が大きくて見栄えがするから。東京の桜の見頃は来週末、まだまだ肌寒いのでお花見は暖かくして臨みましょう。
それでは今週献本いただいた新刊本のご紹介です。
版元のみなさま、毎度ありがとうございます!