本書は丸善日本橋店で買った。3階のレジ前に現物の透明標本が展示されていて、その脇に本書があったわけだ。その透明標本は手のひらに乗るほどの小さいものなのだがスゴい。骨格や体組織が青、赤、紫などの蛍光色に染め分けられているのだ。これは百聞は一見にしかずの見本である。残念ながらボクには文章で説明できるような力はない。
奥付によれば著者の職業は「透明標本作家」だ。さもありなん。これは美術品でもある。ともかくオフィシャルサイトをご覧いただきたい。ちなみに著者は今年25歳だそうだ。これからが期待できそうだ。
透明標本のきせかえケータイもある。
http://www.creatorsbank.com/portfolio/diary/?id=nana0080&year=2008&month=11&day=6