ビジネスHONZの新しいメンバーが決定した。今回も大勢の方からの応募があり、現メンバー全員が読ませてもらった。文章の魅力もさることながら、HONZは選書眼に注目した。正式運用はもう少し先になると思うが、期待してほしい。
さて公開朝会は2周目に突入。1周目とは逆回りに始めるので、欠席のふたりから。
栗下直也
著者がミスターゆとり教育の元文部官僚の寺脇研って!
空洞化のウソ――日本企業の「現地化」戦略 (講談社現代新書)
- 作者: 松島 大輔
- 出版社: 講談社
- 発売日: 2012/7/18
企業の海外移転での日本国内の産業の空洞化とはよく聞きますが、そんなのウソではって話。
村上浩
麻酔をめぐるミステリー: 手術室の「魔法」を解き明かす (DOJIN選書)
- 作者: 廣田 弘毅
- 出版社: 化学同人
- 発売日: 2012/7/30
同人選書にしては、ライトなテイスト。
『月刊みんぱく』の連載をまとめた本です。生きもの以外にも、世界各地の美味しそうな食べ物が写真でたっぷりで紹介。
成毛眞
ビン・ラディン暗殺! 極秘特殊部隊シール・チーム・シックス あるエリート・スナイパーの告白
- 作者: ハワード・E・ワーズディン、スティーブン・テンプリン、伏見威蕃
- 出版社: 朝日新聞出版
- 発売日: 2012/8/7
一般人にまぎれて生きる凄腕たち
異常気象を植物から推察
鈴木葉月
おもむろに袋から風呂敷包みを出し、出してきた本は…
- 作者: 半藤 一利、、半藤 一利のAmazon著者ページを見る、検索結果、著者セントラルはこちら、保阪 正康、、保阪 正康のAmazon著者ページを見る、検索結果、著者セントラルはこちら、井上 亮、、井上 亮のAmazon著者ページを見る、検索結果、著者セントラルはこちら
- 出版社: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2012/8/2
なぜ! こんなに数学はおもしろいのか ~数学カフェへようこそ (知りたい! サイエンス)
- 作者: 織田 孝幸 編著
- 出版社: 技術評論社
- 発売日: 2012/7/6
「じゃけんのう」とは言わないの?
はじめてのお墓の買い方 26の失敗事例から学ぶ、お墓購入の落とし穴
- 作者: 小林 隆
- 出版社: 講談社
- 発売日: 2012/7/13
いよいよもって、鈴木はどこへ行こうとしているのだろう?
東 えりか
この1がすごく面白かった。言葉を採集する斉藤たまさんがステキ。
これもパート2。震災後はどうしているのだろう。
井上卓磨
3万人調査で読み解く日本の生活者市場―ニューノーマルがわかる88のポイント
- 作者: 三菱総合研究所
- 出版社: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2012/6/26
山本尚毅
本人も奥さんも山国出身だから、だそう。
生徒たちには言えないこと – 教師の矜持とは何か? (中公新書ラクレ)
- 作者: 諏訪 哲二
- 出版社: 中央公論新社
- 発売日: 2012/6/7
中公新書ラクレの目の付け所が面白い。
親子関係と家計行動のダイナミズム: 財政危機下の教育・健康・就業 (パネルデータによる政策評価分析)
- 作者: 樋口 美雄、コリン マッケンジー、宮内 環、慶應義塾大学パネルデータ設計解析センター、C.R. McKenzie
- 出版社: 慶應義塾大学出版会
- 発売日: 2012/6/22
うわ、すごい本。
土屋敦
- 作者: 羽根田治、、羽根田治のAmazon著者ページを見る、検索結果、著者セントラルはこちら、飯田肇、金田正樹、、金田正樹のAmazon著者ページを見る、検索結果、著者セントラルはこちら、山本正嘉
- 出版社: 山と渓谷社
- 発売日: 2012/7/23
元の本で読んだが、すさまじい臨場感。
文化からの復興 市民と震災といわきアリオスと (文化とまちづくり叢書)
- 作者: ニッセイ基礎研究所、いわき芸術文化交流館アリオス
- 出版社: 水曜社
- 発売日: 2012/7/7
仲野徹
これは私も必読。
刀根明日香
片山杜秀の本(5)線量計と機関銃──ラジオ・カタヤマ【震災篇】
- 作者: 片山杜秀
- 出版社: アルテスパブリッシング
- 発売日: 2012/7/24
『未完のファシズム』の著者
足立真穂
大阪のいいビル。かっこいい。
久保洋介
いわゆる「実録小説」。うーん、ボーダーラインかな。
高村和久
海賊のジレンマ ──ユースカルチャーがいかにして新しい資本主義をつくったか
- 作者: マット・メイソン、玉川千絵子、鈴木沓子、鳴戸麻子、八田真行
- 出版社: フィルムアート社
- 発売日: 2012/7/23
バイキングの話ではない。
ソーシャル・ドキュメンタリー ──現代日本を記録する映像たち (CineSophia)
- 作者: 萩野亮、鎌仲ひとみ、大澤一生、佐々木友輔、藤村龍至、佐藤直樹、ヤン・ヨンヒ、佐藤信、大宮浩一、立岩真也、津田大介、開沼博、、開沼博のAmazon著者ページを見る、検索結果、著者セントラルはこちら、藤井光、安岡卓治、想田和弘、和合亮一、松江哲明、渡邉大輔、フィルムアート社編集部
- 出版社: フィルムアート社
- 発売日: 2012/7/27
HONZが大好き、ご長寿もの。ご本人登場!
新井文月
短い文章の怖さは格別。
美術手帖 2012年7月号増刊 特集 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012 公式ガイドブック アートをめぐる旅ガイド
- 作者: 北川フラム、大地の芸術祭実行委員会、美術手帖編集部、小池アミイゴ、ミヤギユカリ
- 出版社: 美術出版社; 不定版
- 発売日: 2012/6/21
内藤順
そういえば、あったよなあ、そんな事件。
ケータイ化する日本語―モバイル時代の“感じる”“伝える”“考える”
- 作者: 佐藤 健二
- 出版社: 大修館書店
- 発売日: 2012/7/8
麻木久仁子
『天地明察』ももうすぐ公開だし。
意気込んで買ったのだが、まっくらの写真ばかりでちょっとしょんぼり。
以上が今回、紹介された本。
ギャラリーにも推薦本がないか尋ねたのだが、残念ながら何もなかった。
意外にも朝会観覧は評判がよかったので、また企画をします。
ふるってのご参加、お待ちしています。