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生命力あふれるツツジも枯れ始め、梅雨の紫陽花が絵になる季節となってきました。
こんにちは新井文月です。
素直に思ったことを書いただけなのに、この違和感は何なんでしょう。
さてHONZ代表の新刊が発売されました。
忘れもしないのは去年2018年の冒頭、妻から突如「サラリーマンやりなさい」と下知をうけました。当時うだつのあがらない私も就職活動をし、恵比寿の某Web制作会社に勤務しました。ですが、これが合わないこと。もともと会社員という働き方自体が合わないのか、出勤中は苦痛極まりない生活でした。
それでも「子供のため、妻のため…」と満員電車でブツブツ言いながら仕事のことを考え、働いていました。そのまま5ヵ月頑張っていると、帰宅も終電近くになりました。そして体は正直なのか、鼻血がでてくるように。最初は2、3日に1回のペースであれ?と思うほどだったのですが、そのうちクシャミしただけでボターっと出てくるようになりました。病院に行っても「ストレスが原因」と一蹴。3歳の息子にまで「ぱぱ、だいじぉぶ?」と言われ。契約更新のタイミングで、やっぱり得意なことで本気で生きていくよ、と決意し退職しました。
もちろん、無職で2児の子供がいる状況に妻も不安でした。その怒りの形相といったら、俵屋宗達《風神雷神図屏風》によく表れていますのでお時間ある方はぜひ。ただ、その勇気を出せたせいか、今おかげさまで草間彌生さんと同じ画廊で展示も決まり、絵も売れ、書評や好きなデザインをしてお金が入ってきます。
誰しも人生でターニングポイントはあるかと存じますが、もし迷うことあれば心の声に従うのもいかがでしょうか。最近、仕事しながら「テレフォン人生相談」を聴くのが趣味な新井がお送りしました。ごめんください。
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