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こんにちは。栗下直也です。
世の中、自粛ムードですね。みなさん、お元気ですか。
さて、突然ですが、こんなときに、お気楽にメルマガの前文を書いている場合なんですかね。この前文、世相に全く合致せず、「あれは飲酒日記ですよね」と突っ込まれるほど軽薄極まりないこともあり、今日は書くのを自粛しようと思ったのですが、「おまえ、単にさぼりたいだけだろ」と丸っと本音が見透かされていそうな心地悪さもあり、結局書き始めています。
さぼりたいというより、世相が悪くなればなるほど、お気楽派にしてみると前文といえど書くことがなくなるし、書きにくくなるわけです。不要不急のみで生きている者がいかに肩身が狭いか身にしみるわけです。
会合という名の単なる飲み会が相次いで中止になり、会合という名をつけないので開催理由が薄弱な単なる飲み会を開いてみても、なんだか盛り上がらず、まあ、落ち着くまでやめましょうか、いや、じゃあ、今日だけちょっとぱーっと行きますか、もう一軒行きましょう、もう一軒。てなわけで、翌朝、気付くと午後九時以降の記憶が無く、知らない人の名刺がいっぱいポケットに入っていて、おれは一体、何をやっているんだ、こんな緊急事態宣言が出そうな時に。緊張感の欠片も亡いぞ。てか、誰だこいつは?なんて状況に陥っているんですよ。
などとは決して書けないわけです。
こういう時はおとなしく、本でも読むべきですね。
最も直近に買った本は『歌舞伎に女優がいた時代』(小谷野敦、中公新書ラクレ)です。
今週もメルマガスタートです。
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