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こんにちは。
栗下直也です。
先週に続き、暑すぎます。
こういうこというと、「近頃の若い者は軟弱だ!」とご老人たちに説教を喰らいそうですが、暑さで若者が搬送されるのは今に始まった話ではありません。
昔の新聞記事を読むと当時の人びとが、実にバッタバッタと暑さで倒れていることがわかります。例えば、1926年は歴史的な猛暑で5月の時点で群馬県では81度の猛暑。小学生15人が倒れたとか。81度、あつっ!何て反応する人は当然おらず、もちろん、これ華氏です。「熊谷越えてね?マジリスペクト」なんて反応してはいけません。摂氏だと27度であり、おいおい、虚弱なのはどっちだと突っ込みたくなるではありませんか。ちなみに、オフィスの省エネ冷房設定が二十八度なので、むかしの小学生が現代のオフィスに来たら、熱中症でバタバタ倒れていきかねません。
以上、二段落目から、HONZに2015年7月30日にアップした『「昔はよかった」病』日本人はなぜ過去を美化するのか?
からでした。
省エネ運転ですみません。
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