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こんにちはメルセデス新井です。
今日は珍しくレビューもメルマガも担当してるため、勝手ながら本日メルセデスデイと呼ぶことにします。メルセデスデイ。言いずらいですね。皆さんもご一緒に、せーの、メルセディズディ!ぎえ、舌かんだ!
そしてどうでもいい話ですが、この夏は息子をカナダのサマーキャンプに連れてこうとしてます。しかし、よく考えたら現地でヒマかと思い、あるカナダのギャラリーに「行きます」とメールしたら、館長じきじきにアーティスト面接することになりました。正直いって、緊張してます。いまインスタグラムに1日1枚、50枚を目標に毎日ヒイヒイ言いながら描いてます。
もう休憩したいので、何気なくFacebookを見ると、なんと仲野先生が劒岳を3000m頂上まで登っているじゃありませんか。そのままの流れで、レビュアー仲野徹の紹介です。
ご存じ「先生」こと仲野徹は、大阪大学医学研究の教授であり、レビューの文体もユニークで定評があります。著書エピジェネティクスも増版を重ね、すこぶる好調。ご本人の人柄もフランクで、笑いもドッカーンと盛り込んできます。もはや完璧ですね。そう、完璧です。
ある部分を除いては。
本書は19世紀末から現在までの、100人の芸術家による100作品を取り上げている。構成はオブジェ・殴り書き・かんしゃく・遊び場・怪物など全5章で構成されており、なにより興味深いのは、子供でもできるんじゃないの?という作品にフォーカスしてキュ… more
新井 文月 |
『捨てられないTシャツ』は、有名無名を問わず70人のTシャツにまつわるエピソードをまとめた一冊だ。これがむちゃくちゃ面白い。編者は都築響一。雑誌メディアにオシャレなインテリア写真があふれる時代に、あえて生活感あふれる部屋の写真ばかりを集めた… more
首藤 淳哉 |
本書は「文庫X」として大ヒットとなった『殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件』(新潮文庫)の著者、清水潔が、元裁判官で『絶望の裁判所』『ニッポンの裁判』(ともに講談社現代新書)の著者、瀬木比呂志との対談を希望したことで実… more
東 えりか |
モバイルボヘミアンとは、仕事のために生きるのではなく、「自分の好きなことをライフスタイルの中心に据えながら、旅するように働き、暮らす、自由な生き方」「自分らしくいられる時間をできるかぎり長く持つための方法」であり、「仕事、表現、生活のクオリ… more
堀内 勉 |
『みんなの朝ドラ』は、朝ドラが時代にどう寄り添ってきたかを読み解く楽しい一冊。著者の木俣冬は、毎日せっせと朝ドラのレビューをネットにアップし続けている奇特な書き手だ。朝ドラについて語らせたら、彼女の右に出る者はいないだろう。 more
首藤 淳哉 |
『平均思考は捨てなさい』は、わたしたちの思考がどれほど平均や標準に縛り付けられているか、そしてその呪縛のためにどれほど多くの可能性が見過ごされてしまっているかを人間の個性、企業による標準化、教育などの多角的な視点から考える一冊だ。この本は、… more
村上 浩 |
ひとつの「謎」から話を始めよう。1970年代まで、アメリカにおける自閉症の推定有病率は数千人に1人であった。ところが、1980年代以降にその数は急増し、2010年のアメリカではおよそ68人に1人が自閉症(正確には自閉症スペクトラム障害)だと… more
澤畑 塁 |
いたいたしい読み物である。ページをくりながら、私はそこかしこで思う。ああ、もういい。もうわかった。中島さん、自分をさいなむのは、ほどほどにしてくれ、と。だが、そう思いつつ、私は読みすすむ。中島さんの心が、傷つき、すさんでいく。その荒廃を、ど… more
新潮文庫 |
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