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こんにちは。栗下直也です。先週、久しぶりに実家に顔を出したら、オヤジが深刻な顔をしていました。「あれだ、あれ。あんなのでこれから生きていくのか」と「あれ」やら「あんな」やら指示語ばかりで、ついにボケたのかと困惑していると、「エロ路線で食っていくのか」と重ねてくるものですから、相当な重度だなと俯いていたら、「書評だよ、書評」と言ってくるではないですか。
スマホを刷新して、何を考えたのか、息子の名前をググったら、HONZの過去のおかしな記事を見つけたらしく、一言モノを申したかったとか。
「最近は路線修正しているって」と内心思っていると、「問題はだな、エロ本について書くことではなく、おまえがエロくないことだ」とかつて麻木久仁子に指摘されたような発言でトドメをさされ、放心状態に。そもそもそこが問題なんですか、お父さん。
「映画撮れなくても面白い映画紹介できるのと同じだわ」と屁理屈が浮かびつつも、急に問い詰められたので動転してしまい、「ああ」と答えるのが精一杯でした。考えてみると、「ああ」って肯定して良かったのでしょうか。
「今週のいただきもの」のような読者のタメになる前文を目指しましたが、初回にして挫折です。今週もメルマガスタートです。
温かく親しみ深い人間性と、探検家としての孤高性、ノンフィクション作家としての冷徹さ、そのどれもが角幡氏の魅力だ。長編ノンフィクションの舞台裏をのぞくことができるのも嬉しいが、作家の内実に触れることで、更にその作品を深く味わうことが出来るだろ… more
野坂 美帆 |
本書は、ミリオンセラー絵本『ぐりとぐら』の作者、中川李枝子さんが書いた教育エッセイだ。著者は、17年間保母として勤務したのち、絵本作家になった。ここには、主にその17年間に著者が感じたことがまとめられている。子を持つ親たちにとって、子供たち… more
吉村 博光 |
著者の川上量生は会社経営者として一般には知られているが、そのアイデンティティや考え方を構築したのはゲーマーとして過ごした時間であった。遊びつくしたのは、戦略を練り、熟考を要するボードゲームやパソコンでのオンラインゲームである。 more
山本 尚毅 |
中心の束縛、アイデンティティの拘束から解放された、今のニーズを追求し古いものを捨て去る現代的な都市を「ジェネリック・シティ」と名づけた章から本書ははじまる。時に冗長で混沌としながらも力強くリズミカルな文体はまるで言葉で現代都市を築きあげるか… more
冬木 糸一 |
キム・フィルビーはすべてを手にしていた。英国上流階級出身、ケンブリッジ大学卒業、愛する妻子と多くの気が置けない友人。仕事においても、上流階級出身の特別なコネクションを持つ者だけが所属できる英国スパイ組織MI6の出世の階段を誰よりも早く駆け上… more
村上 浩 |
本書はあるフランス人女性ジャーナリストが約1ヶ月間にわたって、IS幹部と直接やり取りを行った時の取材記録である。やり取りされた時期は、2014年4月頃。いわば戦慄のルポルタージュと言ってもいい内容なのだが、行為の緊迫さとは裏腹に表面上はユル… more
内藤 順 |
本書は、75万人の兵士が戦病死した19世紀の世界大戦、クリミア戦争の全貌を描いた意欲作である。上下2巻の大作だが、構成も緻密で、口絵や図版も多く、文章もとても読み易い。戦史としてとても面白く、一気に読み終えた。 more
出口 治明 |
ストームチェイサーとは、直訳すると「嵐の追跡者」という意味だ。竜巻やひょう、雷などの激しい気象現象を置い、観測データの収集や映像を捉える人達を指す。本書の著者・青木豊も、そんなストームチェイサーの一人。茨城県下館市(現・筑西市)の写真屋の3… more
版元の編集者の皆様 |
七十二候で今は「蚕起食桑」。蚕が桑の葉をたくさん食べて成長する時期です。事務局周辺で蚕を見かけることはありませんが、先日アゲハチョウが飛んでいるのを目撃しました。 more
仲尾 夏樹 |
青汁は、野菜不足を補うだけですが、ユーグレナには魚の持つDHAやEPAも。
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