>> 正常に表示されない場合はこちらから

HONZの「今週はこれを読め!」

こんにちはメルセデス新井です。
6月から中目黒ラウンジにて開催されている、モンローアート展に絵を展示しています。先週末はオープニングパーティーで、マリリンモンロー達にとり囲まれながら描くという、貴重な経験をしました。6月末まで展示されているので、お近くの際はぜひぜひ!!
そして前回、壮絶な愛と復讐の一大叙事詩である映画「バーフバリ」がHONZ内で流行していると書きました。ちょうど今夜、都内でこの上映会を開催します。何が起こるのか、全く予想がつきません。騒がしいのは確実です。メンバー内も期待が高まってきており、誰かしらコスプレで登場してもおかしくないテンションです。このイベントの模様は、アーヤ藍が後日レポートしてくれるそうなので、みなさまご期待ください!
そして壮絶な愛と復讐の一大叙事詩といえば、HONZの客員レビュアー出口治明さんです。ご存知、ライフネット生命のファウンダーにして、現在は立命館アジア太平洋大学(APU)の学長であります。そして本読みの集団の中でも、圧倒的スケールでの読書量を誇ります。レビューも科学から芸術まで幅広く、とりわけ歴史から学ぶことが多いため、少しでもその金言を吸収できればと思っています。
今週のメルマガスタートです。

最新記事

『行商人に憧れて、ロバとモロッコを1000㎞歩いた男との冒険 リアルRPG譚』 絶倫ロバと歩いた3カ月 

春間豪太郎は海外旅行にまったく興味のない青年だった。昼は大学生で、夜は音楽系専門学校を掛け持ちしつつ、バンドでドラムを叩き居酒屋でバイトもしていた。だが親友がフィリピンで行方不明になったと聞き、救出に向かう。親友は無事だったのだが、この旅行… more


 東 えりか

『経営者 日本経済生き残りをかけた闘い』私たちが目指すべき経営者像とは?

「会社」と「マーケット」を取材し続けてきた「伝説の記者」が、戦後を代表する17の経営者の物語として紡いだ本書。その時代を知らない私たちが読む現代的な意義がどこにあるのか。それは3つある。日本経済を牽引してきたエスブリッシュメントを改めて理解… more


 岩瀬 大輔

自然と全力で格闘する科学者たちの姿『生物模倣――自然界に学ぶイノベーションの現場から』

生物模倣、バイオミミクリーという用語がある。 これは端的にいってしまえばアリやハチが生来持っている、生物が進化の果てに築き上げた独自の機能、人間とは異なる知能を研究し、デザインに取り込もうという考え方のことである。本書では、そうしたバ… more


 冬木 糸一

『新薬の狩人たち』創薬──人類最難の事業に挑む

これほどドラマチックで興味深いのに、これほど描き出しにくい題材はちょっと他にない。その困難な題材に正面から取り組み、「ドラッグハンター」という視点からこの世界を描き出してみせたのが、本書の著者ドナルド・R・キルシュだ。スクイブ社、サイアナミ… more


 早川書房

『お金持ちはこっそり始めている 本当は教えたくない!「軍用地投資」入門』いろんな意味で掟破りな一冊

オビの「掟破りの不動産投資法」という文言が眩しいが、色々な意味で掟破りだ。沖縄本島の県土の約8%とも言われる軍用地。これが投資家たちの手によって「金融商品」さながらに売買されているというのだ。この衝撃の実態を指南本という形から伺い知ることが… more


 内藤 順

『辺境の思想 日本と香港から考える』

中国返還から20年がすぎ、「中国化」(大陸化)がじんわり進む中で、かつてのイギリス植民地下で育まれた自由の気風が減じている香港。しかし2014年の民主化デモ・雨傘運動以降、足もとでは新たな変化も起きています。一方、2011年の東日本大震災を… more


 版元の編集者の皆様

『介護民俗学という希望 「すまいるほーむ」の物語 』

リハビリや身体介護といった直接的な介入は身体機能がどの程度改善したかといった計測が比較的容易にできるのに対し、こうした心を支えるケアの評価は難しい。しかし、だからといって、その重要性は勝るとも劣ることはない。むしろ基本となるものであろう。本… more


 新潮文庫

『宇宙ビジネスの衝撃 21世紀の黄金をめぐる新時代のゴールドラッシュ』

スペースX、アマゾン、グーグル、フェイスブックといったアメリカのITの巨人達が、次々と宇宙ビジネスに参入している。一般にはNASAのイメージが強過ぎて、宇宙空間と言うと国が扱うことだと考えられがちだが、実際には民間による宇宙ビジネスが、この… more


 堀内 勉

『ユリイカ 2018年6月号』左脳で楽しむバーフバリ

いよいよ6月1日から完全版が公開され、ますます盛り上がりを見せるであろう『バーフバリ』。本作を語るあたっては既に、単に面白かったというだけではすまされない第二フェーズへ入っている。ここで最も大切なのは、訳知り顔で語れる大量のウンチク、そして… more


 内藤 順

『世界を変えた14の密約』

「企業の密約が世界を変えた」と言えば、ありがちな陰謀説だと思われるかもしれない。しかし、本書はそんな陰謀説を掲げてスキャンダルを暴露しようとする本ではない。むしろ、それとは正反対だ。この本は、今わたしたちをとりまくこの世界が、偶然の産物では… more


 文藝春秋

今週の「読むカモ!」今週のレビュー予定です(変更されることもあります)


送信専用メールアドレスから配信されています。
このメールにご返信いただいても内容の確認・回答はできません。
お問い合わせ、ご不明な点は info@honz.jpまでご連絡ください。配信解除はこちらからお願いいたします。

ノンフィクションはこれを読め!http://honz.jp/
Copyright © HONZ All Rights Reserved.