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痴漢加害者は痴漢行為によって性的興奮を得ていると考えがちだ。ところが、著者が勤務するクリニックでは痴漢加害者の内、行為に及んでいる時に勃起している人は3割程度という。大半が興奮していないのだ。 more
栗下 直也 |
ここのところ、そんな苦いような酸っぱいような甘いような幼い頃の感動と興奮を思い出さずにはいられない本が次々と出版されています。『ムー公式 実践・超日常英会話』『世界をまどわせた地図』『コックリさんの父 中岡俊哉のオカルト人生』…どれも結構良… more
古幡 瑞穂 |
タイトルを見てどんな本だろうと思った方に、あらかじめ申し伝えておきたい。最後には更生するので、安心して読み進めて欲しい、と。だが本書は、更生してヤクザの世界から足を洗いましたといった類の単純な話ではない。更生して辿りついた先が、組長の妻であ… more
内藤 順 |
著者は昭和女子大学教授で、これまでに冷戦時代の東欧や青蔵鉄道開通前のチベットなど、延べ86カ国、1,059カ所の広場を調査してきた。一級建築士でもあり、立山町ふれあい農園施設や脇町交流促進施設なども設計していた人物だ。本書は四半世紀の年月を… more
仲尾 夏樹 |
男の料理の王様といえばカレーだ。市販のルーで簡単に作るところから始まり、ニンニクやショウガ、チョコレートやコーヒーを入れ始め、果てはスパイスの調合に凝り始める。 病膏肓に入ってしまった男がいる。“東京カリ~番長”というカレーの出張料理ユ… more
東 えりか |
父親も海軍、自身も海軍の重職を担い、NATO欧州連合軍最高司令官までつとめた著者。元軍人でありながら同時に知性派として、アメリカ外交に影響力を持つ人物だ。世界中を航海した経験とともに、世界を7つの海に分けて論じる本書は、政治と軍事の土台を解… more
足立 真穂 |
写真家のジョエル・サートレイは、ナショナル ジオグラフィックと共に「PHOTO ARK(フォト・アーク)」プロジェクトを立ち上げた。これは世界の動物園・保護施設で飼育されている約1万2000種の動物すべてを記録する活動だ。本書はその活動から… more
新井 文月 |
本書は多くの歴史的大惨事の主因が情報隠蔽であったという新しい視点を提示する一冊だ。原発事故、大規模リコール問題、金融危機に至るまで情報隠蔽が問題を深刻化させたと分析しており、とても興味深い指摘である。特に金融危機の原因の一つが情報隠蔽という… more
久保 洋介 |
2015年9月、読売新聞東京本社は同年度の新聞協会賞を受賞した。受賞理由は「群馬大学病院での腹腔鏡手術をめぐる一連の特報」である。その特報取材班のリーダーだったのが本書の著者である高梨ゆき子記者だ。その特報とは、10年から14年にかけて群馬… more
成毛 眞 |
『チャヴ』は、英国において用いられる「粗野な下流階級」を指す蔑称である。さらに、「生意気で粗野な態度によって類型化される若年下流階級」、「教養の欠如や下流階級であることを、その衣服や話し方、行動があらわすような人を示す蔑称。通常は若者を指す… more
仲野 徹 |
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