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HONZの「今週はこれを読め!」

こんにちは。栗下直也です。シルバーウイークも終わり、秋晴れのこの頃、いかがお過ごしでしょうか。私、連休明けから体調を崩してしまい、会社から帰るやベッドに直行し、ひとりのた打ち回っていました。

単なる風邪なのですが、どうしても翌日に体調を万全にして臨まなければならないイベントがあり、HONZの前身の勉強会で読んだ『かぜの科学』を読もうと本棚をあさったのですが、見当たらず。

仕方なく、自分のレビューを読み直したのですが、「くしゃみによるウイルスの拡散の秒速だとかおもしろいデータは満載」とか「風邪の治し方は思いこみってことだ。実際、大半の人は何をしなくても1週間寝てればなおるらしい」と重たい頭に効かないことばかり書いてあり、余計にしんどくなりました。

ちゃんと書けよ、当時の俺。レビューって大事ですね。今週もメルマガスタートです。

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 仲野 徹

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 朝、会社に行こうと玄関のドアを開けたら、大きなピレネー犬が倒れていた。大変だ、病院に運ばなきゃ! でも、こんな大型犬、どうやって持てばいいの?? 大ピーンチ!! そんなときでも、この本さえあれば、もう大丈夫。 本書は身近なペットから危険生… more


 塩田 春香

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本書がえがく「戦後」は、1945年から1950年くらいまでの、占領下の日本である。8月15日に玉音放送が流れて、それで人々の苦しみが終わったわけではなかった。さらなる苦難を味わうことになった人々がたくさんいた。価値観ががらりと変わり、「さあ… more


 麻木 久仁子

『このレシピがすごい!』小さな違いに大きな思想と信念

本書には人気料理研究家が次々に登場する。それぞれが、じつに個性豊かな考え方で料理に取り組んでいる事が分る。例えば「黒豆」のレシピについて。奥園壽子さんと土井さんのレシピが比較されているが、どこで砂糖を入れるか、火を入れる時間をどうするか、一… more


 麻木 久仁子

『ガイトナー回顧録 金融危機の真相』 米国財務長官がモラルを犠牲にしてでも守りたかったものとは?

マスコミの前でしゃべることを好まなかったガイトナーが、危機対応の全容を600頁超の本としてまとめあげたのは、世界規模の金融危機にはどのような規制が有効だったか、監督機関にはどんな権限が必要なのか、押し寄せる無数の課題にどのように優先順位をつ… more


 村上 浩

連続殺人犯は遺伝するか『暴力の解剖学』

本書は神経犯罪学の権威が丁寧な解説を試みた良書だ。読者は読み進めるにつれ、多数の驚くべき重犯罪事例に呆然とし、著者の知見に唖然とするであろう。しばらくぶりに本当におススメできる本に出会った。 more


 成毛 眞

離見の見で生きる 『ドラマ思考のススメ』

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どんな人が何を考えて日本図を作製したのか。その日本図には「日本」や「日本人」についてのどのような認識が見え隠れするのか。扇や屏風に描かれたもの、浮世絵師が趣向を凝らしたもの、南が上になっているもの、手描きのものから出版されたものまで、掲載さ… more


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ところで我々SOLD OUT業界にも、「空白のSOLD OUT」という現象があることをご存知でしょうか。まず前提として、Amazonで発売日を迎えた書籍は、概ね朝9時に予約表示から発売表示へと切り替わります。先週、今週と発売日当日の早朝に原… more


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あなたは何を食べますか?『人生最後のご馳走』

「死ぬ前に何を食べたいですか?」ありがちな質問で、誰もが考えたことがあるかもしれない。しかし、それはあくまでもフィクションとしての質問にすぎない。遠からず死ぬという状況の中で考えるのと、元気な状態でフィクションとして考えるのは根本的に違うの… more


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 鰐部 祥平

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本書『人体600万年史』は、そのような長い進化の過程から、人間の身体と病とを考察していくものである。発端の600万年前というのは、人類が類人猿と分岐したときだ。それはすなわち、私たちの遠い祖先が直立二足歩行を始めたときである。この… more


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『書に法あり』

本書は、いくつかのユニークな特徴を持っている。まず、日記のようにすべてが一人称で書かれている。次に、全体が60章から成っており、とても読みやすい。しかも各章の文章が見事に彫琢されており、簡潔この上ない。章のタイトルもこれが書の本かと見紛うほ… more


 出口 治明

『ソーシャル物理学 「良いアイデアはいかに広がるか」の新しい科学』

ペントランド教授の発想は独創的だ。人の行動に関わる断片的な「ゴミのようなデータ」こそが重要だと考えたのだ。一見意味のない微妙な身体運動の大きさやタイミング、たまたま誰の近くにいたか、たまたま何を目にしたか、などに関連する「パンくず」のような… more


 草思社

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イタリア料理店で働いていたことがあるのですが、前菜としてよく注文されるのがカルパッチョ。日本人は本当に魚好きだなと思います。カルパッチョと聞くと魚料理をイメージしますが、元は生の牛肉にパルミジャーノ(チーズ)をかけた料理のことなんです。イタ… more


 仲尾 夏樹

PRえ!?あなたまだ青汁ですか?

青汁は、野菜不足を補うだけですが、ユーグレナには魚の持つDHAやEPAも。
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