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HONZの「今週はこれを読め！」

こんにちは。栗下直也です。毎週、書きたい放題なことを垂れ流しているだけと思われがちなＨＯＮＺメルマガの前文ですが、朝会などＨＯＮＺの集いでメンバー間でどのようなやり取りがあったのか、ＨＯＮＺの裏側を伝える目的もあります。とはいえ、メンバーに会う機会も多くないため、最近はその目的を達成できずにおりました。ネタ切れ状態で苦しいと呻いていた先週、久々に夜会（よるかい）が開催されました。これはＨＯＮＺメンバーのいつもと違った一面を伝えるまたとないチャンスです。

初参加の塩田春香が「『やかい』って何するんですか」と尋ねていましたが、飲むだけです。ひたすら飲むだけです。
そう考えると、会の雰囲気を伝えると言っても、誰が醜態を晒したかを書くだけになりかねませんが、それこそがＨＯＮＺの真の姿を描くことになることにメンバー一同異論はないはずです。

夜会の開催時は、立ち飲み屋などでひとりゼロ次会を敢行して下地をつくってから行くのが常になっている私ですが、珍しく一次会の店に直行して万全の準備を整えました。主観的には泥酔はしていなかったのですが、おそらく人並みに酔っていたのでしょうか。一次会の最中に成毛眞に「今日は下地をつけてないんだ」と聞かれ、「下着はつけていますよ。パンツ履いていますよ」と何度も真顔で答えていたらしい光景が全てを物語っている気がします。

そんなわけで、メンバーは戦々恐々としているかもしれませんが、肝心の私が詳しく覚えておらず、皆様に詳細に報告できず恥ずかしい次第でございます。と言っても、懸命に思い出してもやはり飲んでいただけですが。

おぼろげな記憶の中でもはっきりとしているのは、「飲んだら路上が寝床」と豪語していた遠藤陽子が酒をほとんど飲まずに午前３時半まで静かに座っていたことです。体調でも悪いのかと心配になりましたが過去の幾多ものトラブルが頭をよぎり、自制してしまったとのことです。飛べない豚はただの豚と言う台詞がどこかのアニメ映画でありましたが、「飲まない遠藤陽子はただの遠藤陽子だ」と一喝してやりたい気分でした。何様でしょうか、私。

日付が変わっても終わらない夜会でしたが、いつもと同じく世の中で言う「生産的な話」は一切されていないことは確かです。やはりどう考えても、単に飲んでいるだけです。我ながら馬鹿の一つ覚えみたいに何回、書いているのでしょうか、このフレーズ。そして、朝会以上に完全な無礼講で何でもありです。帰り際に、学生メンバーを除くと最年少の久保洋介に「栗下さん、『ウコンの力』と水ね」と深夜のコンビニで指示され、従順にレジの列に並んでいた私の姿が如実に示しています。こんな人びとがレビューを書いているＨＯＮＺですが、引き続き宜しくお願いいたします。今週もメルマガスタートです。