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こんにちは。メルヘン栗下です。先週登場したメルセデス新井がいまだにメルセデスの由来を語らず、どこまで焦らされるのだろうと身内でも心配でなりません。
私、記者という仕事柄、カメラの腕をあげたいと思い、定期的に写真の本を買います。ナショナルジオグラフィックのプロの撮り方シリーズは何冊も持っています。モノクロ写真を撮ることなど永遠にないのにこんなものまで持っています。
困ったものです。撮り方の本は山積みになっても、全く、写真が上達しません。仕事で会う方々はよく言えばナイスミドルな経営者、世の中的にはギラついたオジサンたちだからでしょうか。話は面白くても、ここだけの話ですが、被写体をどうこうする意欲が全く起きません。
そんなわけで被写体を好きになるのが上達の決め手ではと思い始めた今日この頃。書店で釘付けになってしまったのが『女の子が色っぽく見えちゃう55の撮り方』。
赤面してしまい、レジに持ってくのを躊躇うような表紙です。誰が買うんだと、その場でAmazonを調べたら、カメラビデオ部門1位(20日時点4位)。皆さん、どんだけ女性を色っぽく撮りたいのでしょうか。
ところが、バカにはできないのです。目次だけ眺めても写真が上手くなりそうな気配に満ちています。「舌ペロでほのかなスパイスを」、「カーテンを閉ざす誘惑のワクワク感」、「濡れた衣服の張りつきを狙う」、「チューしちゃいそうなくらい寄る」。写真を撮らなくても、清涼感溢れる文言に夏にぴったりな一冊な気すらしてきます。
買う気満々でレジに向かおうとした私ですが、果たして、一体誰を撮るんでしょうか。カーテンを閉ざして、ぬれた衣服の張りつきを気にしながらチューの距離まで近寄れる被写体など私の周りにいるのでしょうか。妄想だけでごちそうさまです。写真上達の道は遠そうです。
今週もメルマガスタートです。
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