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こんにちは。栗下直也です。秋だ、祭だ、ノーベル賞だ!ってことで、HONZも昨日から、ノーベル賞ウイークに入りました。昨日は、祝!ノーベル物理学賞ってことで『重力波は歌う』の解説を掲載。ワイス博士やソーン博士の人柄を元同僚・川村静児教授(東大宇宙線研究所)が振り返っています。
今朝は、編集長の内藤順が『CRISPR(クリスパー)究極の遺伝子編集技術の発見』のレビューを掲載。今晩発表する予定のノーベル化学賞の最有力女性科学者とも言われているだけに、「誰だよそれ?」って方はレビューで予習を是非!
私もこうした時期でないとなかなかサイエンス本に手を出さないので昨晩はアマゾンでいろいろ漁ってみました。結局、ポチったのが『リチャード・ローティ=ポストモダンの魔術師』って、サイエンスでも新刊でもありませんでしたが。まあ、こうした当初の目的から脱線に脱線を重ねる、本探しも楽しい一時なんですよね。ちなみに最近読み終えたノンフィクションは『売春島』です。
今週もメルマガスタートです。
どんな細胞のどんな遺伝子も標的化、切断、編集できるCRISPRという技術。本書は、このCRISPRを開発したジェニファー・ダウドナ博士が、手に汗を握るような開発秘話から遺伝子編集のメカニズム、そして未来へ向かっての示唆までをまとめた貴重な手… more
内藤 順 |
原書のタイトルは『シー・パワー』。まさに海の地政学なのだが、たんなる軍事外交専門書に留まってはいない。「七つの海」の戦史や現状分析、軍人としての海での経験や、船乗りとしての海への愛情が、ときに一編の詩のように語られ、海好き、歴史好きの読者に… more
成毛 眞 |
重力波の初検出は、物理・天文分野での今世紀最大の発見の一つであることは間違いない。 そして、その大発見が産み出される過程において、かくも複雑な人間模様が繰り広げられてきた。重力波検出実験のように大勢で行うプロジェクトでは、… more
早川書房 |
『スリーパー』は政府内の暗闘や警察組織内の対立を背景に、北朝鮮のスパイ組織を追わざるを得なくなった元外事警察官の物語だ。外事警察のウラ=完全秘匿組織の元部下たちを巻き込み、警察庁幹部からも追われながら、さらには娘も人質にとられて、究極の防諜… more
成毛 眞 |
著者は次のような進化的シナリオを紡ぎ出す。かつて、ヒトとチンパンジーの共通祖先は、いまのチンパンジーにあるような瞬間記憶の能力を有していた。しかし、ヒトが独自の進化史を歩み、言語のようなほかの能力を身につけていくにつれて、そうした記憶能力は… more
澤畑 塁 |
2016年6月23日、イギリスの国民投票の行く末を世界中が固唾を飲んで見守っていた。英国のEU離脱(ブレグジット)というまさかの結末は、世界中に大きな衝撃と混乱をもたらした。なぜ、英国民は多くの専門家が反対するブレグジットを選択したのか?そ… more
村上 浩 |
生きることは問題だらけだ。仲間との競争あり、食べ物にありつけなければ明日はなく、絶えず捕食者に狙われ、もちろん愛のお相手も見つけなくちゃ...... いま地球上に棲息している生きものは、こうした問題を、進化の途上で解決してきた「… more
インターシフト |
その国の首都のみを見ていては、その国の本当の姿を知ることはできない。これは世界中のどの国にも当てはまる事実であろう。ロシアでもこのように言われている。「モスクワは真のロシアではない」と。実際にこの言葉の意味を体現するような出来事もおきている… more
鰐部 祥平 |
本書は、マッキンゼーの日本支社長からカーライル・ジャパンの共同代表を経て、現在、早稲田大学ビジネススクールの教授を務める平野正雄氏の最新刊である。平野氏がコンサルタントとプライベートエクイティファンド経営者としての経験を通じて学んだ、過去3… more
堀内 勉 |
『パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学』
『あなたの脳のはなし:神経科学者が解き明かす意識の謎』
『兵士を救え! マル珍軍事研究』
『日本の15歳はなぜ学力が高いのか?:5つの教育大国に学ぶ成功の秘密』
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