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こんにちは。栗下直也です。令和になり、13日間、酒を一滴も呑まなかったのですが、元号が変わったから一大決心をしたわけでは全くなく、体調を崩し、平成の終わりからなんとなく控えておりました。体調がもともと優れなかったからかどうかしりませんが、酒を口にしない日が続きましても一向に調子が上向かず、日々、頭痛と鼻血に悩まされ、「もう、だめだ、酒を呑むしかない」と思うほど、しんどかったのでございます。
そんなこんなで、あら、どうなるんでしょう私は、と、いかんせんシラフですから、考える時間がやまほどあるものですから、悲壮感を無駄に漂わせ、鬱々していたわけですが、一昨日、仕事のつきあいでちょろっと呑んでみたところ、生気がみなぎってまいりまして。「おおお」と感激し、案の定、グボグボ呑んでしまったものの、昨日はすこぶる快調で。昨晩も、あくまでもつきあいでグボグボ呑んでみましても、全く問題なく。やはり呑まなきゃ駄目だなという結論に達しまして。これは20日近く、酒絶ちをしていた結果のような気もしますが、いかんせん因果関係がわからないので、呑みたければ呑むことにしました。
先日、4000字弱のロング書評をわけあって書いたのですが、頭の中で、型にはめてある程度、機械的に書いている自分がいまして、よくわからなくも、勢いで書いていた頃が懐かしいし、ああいう姿勢が必要だと柄にも無く考えたのですが、こんなふうに自戒しちゃうあたり、やはり酒を控えていた影響でしょうか。
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