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HONZの「今週はこれを読め!」

こんにちは。栗下直也です。HONZの活動をしているからか、最近、いろいろなところでオススメ本を紹介されます。知らなかった本も少なくなく、「おお、面白そう」と思うのですが、
如何せん、呑みながら伺うことが多いので次の日は覚えていないことがほとんど。困った状況を
打開すべく、聞いたその場でamazonで頼むようにしたら、呑んで気が大きくなっているからか、クレジットカードの請求が前月比でとんでもないことになっていました。皆様、オススメ本を囁くのは是非、シラフの時にお願いします。今週もメルマガ、スタートです。

最新記事

『犯罪の世間学』なぜ日本では略奪も暴動もおきないのか

90年代末以降、刑事司法の厳罰化が進んでいる。80年代からは量刑はざっと見て倍になり、00年の少年法改正を皮切りに法律改正のラッシュが続いた。10年には時効も廃止された。 犯罪が増加したわけでも、凶悪化したわけでもない。むしろ諸外国と… more


 栗下 直也

『まっくらやみで見えたもの 光アレルギーの私の奇妙な人生』

闇のきらめき──そんな言葉がぴったりの、みずからの闘病生活を綴った明るく澄んだ、詩情豊かな回想録です。なぜ「闇」なのかといえば、著者が闇でしか生きられない病気に冒されているから。なぜ「きらめき」なのかといえば、暗室で著者のつむぐ言葉が、みず… more


 河出書房新社

『警察捜査の正体』見えない場所で起きていること

2004年に北海道警察の裏金問題で告発を行った中心人物である、原田宏二氏が警察捜査の実態を解説した1冊だ。捜査の根拠となる法律はどのようなものなのか、それらは実際どれほど機能しているのか、なぜ権力の濫用が起きてしまうのか。ノンキャリアとして… more


 峰尾 健一

『ポンコツズイ』二度の臨死からの生還、おめでとう!

矢作理絵、33歳。アパレル業界のフリーインポーターだった2011年は、多忙を極めていた。ただ、徐々に体が不調になっていくのは感じていたのだ。熱っぽいから風邪か?ちょっとぶつけると痣になるのは何?大量の鼻血、止まらない生理、貧血の連続。気には… more


 東 えりか

"脱絶滅"が生態系の復活を可能にする──『マンモスのつくりかた: 絶滅生物がクローンでよみがえる』

本書は書名そのままに(原題も『HOW TO CLONE A MAMMOTH』)、「脱絶滅のロードマップ」を提供する一冊である。どんな種、どんな特質を持った動物をよみがえらせるべきなのかを論じ、どのようにして絶滅した生物体を再度つくりだすのか… more


 冬木 糸一

『1998年の宇多田ヒカル』音楽には今、言葉が足りない

本書は「史上最も同期に恵まれていた」3人に浜崎あゆみを加えた女性ソロアーティスト達を題材とし、1998年からの18年間が音楽史においてどういう意味を持つのかを紐解いていく。単に当時をノスタルジックに振り返るだけでなく、そして現在の状況を憂う… more


 内藤 順

『なぜ老いるのか、なぜ死ぬのか、進化論でわかる』私たちの生命には、老化と寿命の驚くべき秘密が隠されている

「なぜ私たちは老いて死ぬのか?」――本書はこの問いかけに進化論によって答える。そこから見えてくるのは、私たちの生―老い―死(寿命)が、矛盾、パラドックス、トレードオフに満ちあふれているという実態だ。 more


 インターシフト

小保方 晴子の手記『あの日』は、どんな人に読まれているのか?

STAP細胞事件から1年以上を経て、小保方さんが沈黙を破ったという衝撃の手記『あの日』。ある程度の話題にはなるだろうとは予想されていましたが、想像を上回る売上ペースに完売店が続出。2/1時点では80%以上の書店で完売し、在庫の全くない状態に… more


 古幡 瑞穂

今週のいただきもの:2016年1月31日週

先日、成毛眞の取材に同行し、名だたる作家たちが籠って原稿を書いたという新潮社クラブへお邪魔してきました。2階の部屋は外からしか鍵が開かず、閉じ込められた作家が窓から逃げ出したという話もあるとか。 more


 仲尾 夏樹

PRHONZで紹介された書籍が約800冊!

HONZメンバーが何冊もの本から選び抜いた書籍の専用本棚を設置するd-laboコミュニケーションスペース。Webとリアルを連動させ、「これがしたい!」という想いを顕在化させる全く新しいコミュニケーションスペースです。

「夢のヒント」になるさまざまなジャンルのセミナーも開催しています。more


今週の「読むカモ!」今週のレビュー予定です(変更されることもあります)


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